プロローグ とある世界のとある伝説
「ね~ね~お母様、全然眠れないから何か面白いお話してくれない?」
「俺にも俺にも!」
「もう~、アルトにカイルったらw
いいわよ、そうしたら、この世界に伝わるお話をしてあげましょう」
「「やった~!」」
「ふふっw もう二人共はしゃぎ過ぎよww
じゃあ、始めるわよ
昔、昔、今から1000年以上前だったかしら?
その時、世界は戦乱の世に陥っていました。
こんな世の中を変えようと植物の力を持ったある1人の少女が立ち上がりました
少女はあらゆる戦地へと赴き、敵味方・種族問わず皆を植物の力で癒やしていきました
彼女に助けられた兵士・戦士達は、もう二度命を危険に晒したくないと考えるようになり、ほんの一握り程度でしたが、戦いが減っていきました
次第に人々は権威を持って、いつしか彼女のことを緑の使い手と言うようになり、彼女の周りにはたくさんの仲間や弟子が集まっていきました。
そんな世界が平和への一歩を踏み出し始めた最中、事件は起きました。
ある欲望に満たされた国王が緑の使い手を独り占めしようとしたのです。
もちろん、そんなことは緑の使い手達は望まず、その国王から逃げました。
ですがある日、何者かの仕業により国王に居場所がバレてしまいました。
捕まるのは時間の問題と判断した緑の使い手は彼女の中で、一番弟子でそれ以上に親友でもある子に自分の力と夢を伝えました。
その1日後、国王の手下達が彼女達がいる森に出向きましたが、緑の使い手とその取り巻き達は一人残らず居なくなってしまいました。
ただ、最後にいたとされている森にはある石碑が置かれてたらしいです。
その石碑には
「自分達の行った罪を自覚し償いをすることで世界が絶望に陥った時、緑の使い手はまた手を貸す」と書いてありましたとさ。
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