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集落

 「勇者になれるのは盲腸がある人物だけ」

 そんなアホなという話だが、そうなのだから仕方ない。

 「魔力があるのは魔族と女性だけ」

 これも、そんなアホな!という話だが、「何で!?」と言わないで欲しい。

 「そうなのだから仕方ない」のだ。

 元々魔法は魔族のモノだった。

 魔族の中には夢魔、淫魔、夜魔などの女性しかいない魔族がいる。

 そういった魔族は人間の男性を繁殖に使う。

 魔族の子供で遺伝子が人間寄りに出た者がいる。

 そういった者達の子供は女の子しか生まれなかった。

 そういった者達は見た目も特徴もほとんど人間だが魔法が使えた。

 そんな者達が人間の女性に魔法を伝えたのが人類の魔法使いの始まりだと言われている。


 エンジェルもまた女性しかいない。

 かつて街の魅力に取り憑かれたエンジェルが人間の男とつがいになり子供を作った。

 その子供達はやはり女の子しか生まれなかった。

 そういった者達は『聖女』と呼ばれ『クレリック』と呼ばれた修道女達に聖魔術を教えた。

 

 だから『魔法使い』にしても『クレリック』にしても女性しかいない。


 『勇者パーティー』に選ばれた『魔法使い』と『クレリック』もまた女の子だ。

 戦士は男の中から選ばれる事となったのだが、戦士は皆、実力不足で保留となった。

 魔法使いの女の子はアンナといった。

 くせっ毛の赤毛がトレードマークでもあり、コンプレックスでもあった。

 十三歳で魔法大学を飛び級で卒業した才媛で、フェンリルに襲われていた時に助けてくれた英雄に惚れている。

 フェンリルは滅多に人を襲わない知能の高い狼だが、その時は子供を産んだばかりで気が立っていた。

 フェンリルの産んだ子狼というのが、豊が

テイムしている狼だ。

 アンナは志願して勇者パーティーに入ったが勇者パーティーに志願して入った女性はもう一人いる。

 クレリックのシンシアだ。

 シンシアは辺境の村の修道女だった。

 村は貧しいながらも平和だった。

 だが、村の鼻つまみ者のこそドロがフェニックスの巣から卵を盗んだ事で事態は一変する。

 こそドロは大木の木のウロの中に盗んだ卵を隠したが、卵を盗まれたフェニックスの母親は怒りのあまり辺境の村を火の海に沈めた。

 その村の生き残りの一人がシンシアなのだ。

 村に助けに現れたのがアンナと英雄なのだ。

 怒りで暴れていたフェニックスを討伐したのが英雄で、こそドロが卵を隠した大木のウロから卵を見つけだしたのが豊だ。

 豊がテイムしているフェニックスの親の仇は英雄だ。

 命を助けられたシンシアが勇者パーティーに入った理由は『修道女(クレリック)は恋愛禁止』だからだ。

 村はフェニックスが暴れて大打撃を受けたので修道女の数も不足していた。

 だから村としては修道女が減るのは困る。

 だが、シンシアは勇者について行く事を決めていた。

 教会から出れば聖職者じゃない。

 つまり『恋愛禁止』の原則が適用されない。

 シンシアは命の恩人の英雄に恋心を抱いてしまったのだ。

 しかし英雄は2人の女の子の恋心に全く気づいていない。

 豊にとって英雄は性格も良いし、友達想いで努力も欠かさない申し分のない親友だ。

 だが英雄の『主人公ならではの恋心に対する鈍感さ』だけは、唯一気に入らない。

 「もげろ!」と日頃から呪っている。

 豊は「これ水川くんに渡して」と散々ラブレターを女子から渡されている。

 英雄が女子にモテるのは今に始まった事じゃない。

 豊が英雄に「なぁ、あの子ちょっと良いよな?」と言った娘は漏れなく英雄に告白し、玉砕している。

 「何であの子の告白断ったんだよ!」と豊。

 「だって豊、あの子が好きなんだろ?」と英雄。

 「いいか?恋愛ってのは相手の気持ちもあるものだ。『洋服のおさがり』みたいに『いらないからあげる』ってのはダメなんだよ!」

 これを豊は英雄に何度言っただろうか?

 すると英雄は決まって言った。

 「恋愛には俺の気持ちも必要なんだろう?

 だったら何で『必要ない』と言ってる俺に押し付けようとするんだよ?」と。

 「正論を言うんじゃねえ!」と豊が言っていつも話は終わった。


 最近、勇者パーティーの戦果が芳しくない。

 苦戦しているのではない。

 むしろその逆だ。

 敵がいないのだ。

 『魔物の大群がいる』という情報を得て、踏み込んだら、もうすでに何者かに蹂躙された後・・・という事が続いている。

 「どういう事だ?

 敵なんていない方が良いんだが、いた形跡はあるんだよな」と英雄。

ーーーーーーーーーーーー

 今日も何処からか犬と猿と雉が獲物を大量に咥えてくる。

 おい、いくらなんでも食いきれねーよ。

 獲物は街で売り捌く。

 結構良い値段になる。

 最初の頃、獲物を運ぶのに難儀した。

 だから獲物を売り捌いた金で『アイテムボックス』を買った。

 『アイテムボックス』が何かと言ったら、簡単に説明するとドラえもんの『四次元ポケット』みたいなモノだ。

 何でも入って、いつでも自由に取り出せる。

 「こんな便利なモノが簡単に買えるのか!?」と思うだろう。

 結論を言うと「買えない」

 『アイテムボックス』は無茶苦茶高い。

 高い上に『アイテムボックス』を作る原料を自分で集めて来ないといけない。

 原料を集めるのは『神獣を三匹、引き連れている』んじゃなければムリゲーなのだ。

 金は一般の人間が7回生まれ変わって、無駄使いを一切せず、働き詰めなら貯まる値段だ。

 しかし『アイテムボックス』を作る原料は大国の軍隊が全滅覚悟でワイバーンの巣に突撃して『ワイバーンの羽』を大量に手に入れなくてはいけない。

 それを工房へ持ち込んで作ってもらう。

 どれくらい『アイテムボックス』が希少かというと『王国でも帝国でも公国でも持っている人はいない。かつての伝説の勇者が持っていた』という言い伝えが残っている代物だ。

 作り方は間違いなく存在する。

 しかし『アイテムボックス』を持っている人は見た事がない。

 『雨をよければ濡れない』という話と『材料と金さえあればアイテムボックスが作れる』という話は非常によく似ている。

 「さすが異世界、何でもあるな!」と豊は感心しただけだったが。

 『アイテムボックス』を二つ持っている、となると伝説でも該当者は豊だけだ。

 「どれだけでも入るんだから一つで充分だろう?」その通りだ。

 二つ使っているのは『倒した獲物の死肉とペット達が一緒なのはいくらなんでも可哀想だ』という心情的な問題だ。


 街に入る時、三匹を街の外に置いてきた。

 犬(本当はフェンリル)がクーンと寂しげに鳴く。

 「しょうがないだろ。

 お前らを見ると人間達が怯えるんだから」と豊が宥める。

 すると、三匹が豊が開けた『アイテムボックス』の中に飛び込んだ。

 豊は焦ったが、どうやら『テイムしたモンスターをアイテムボックスに生きたまま入れても問題はない』らしい。

 問題ないんだが、豊本人が『三匹を死骸と一緒に入れていたくはない』という親バカっぷりを発揮して、必要ないのに一般人十四生分の金を払って『アイテムボックス』を二つ買った。

 いつの間にか、一つの『アイテムボックス』は『テイムしたモンスター専用の小屋』となった。

 三匹以外にもモンスターをテイムしたのか?

 『した』というか三匹が『コイツをテイムしろ』とレッドドラゴンを連れてきた。

 レッドドラゴンは何者かにボコボコにされていて、完全に白旗(こうさん)状態だった。

 「確かに『雉』は熱くて乗れないし、空を飛べる仲間は欲しいけど・・・」

 『(きじ)』というのは(フェニックス)の名前だ。

 三匹には『犬』『猿』『雉』と名付けた。

 テキトー?

 だからどうした?

 レッドドラゴン以外にも、何匹かはテイムした。

 だって連れて来るんだもん。

 三匹は他所で闘っているようだ。

 で、パーティーメンバーの僕にも経験値が入る。

 住んでる洞窟をリフォームしようと『絶対無理だよな』と思いながら、岩を持ち上げようとしてみる。

 驚いた。

 軽すぎるのだ。

 発泡スチロールかと思った。

 でも発泡スチロールが異世界にあるわけがない。

 僕もそこそこ強くなったんだ。

 でも実感ないな。

 英雄みたいに努力してる訳でもないし『強い』って言ったって知れてるだろうけど。


 春が来て、夏が来て、秋が来て、冬が来て・・・このサイクルを何度繰り返しただろうか?

 8回までは数えていたけど、それ以降は数えるのも面倒臭くなった。

 数えなくなった理由として『もう帰れない』というのと『今さら帰ってもしょうがないだろ』という諦めの想いが芽生えたからだ。

 僕はテイムしたモンスター達と仲良くやっている。

 僕は書くのも読むのも無理だが、片言ながらも『異世界語』を喋れるようになった。

 時々買い出しで街に出掛けると勇者パーティーの噂が耳に入ってくる。

 魔王討伐任務が遅々として、進んでいないらしい。

 「どうやら皇帝達は勇者の力を恐れているらしいぞ?

 『魔王を倒したら次に倒されるのは自分達じゃ?』って」と街の道具屋は豊に噂話をペラペラと話す。

 「・・・そんな訳がない!」

 「あん?何だって?」豊の日本語での呟きは当然、異世界の道具屋には通じなかった。

 「英雄、そんなヤツじゃない!」豊は顔を真っ赤にしながら道具屋に訴えかける。

 「アンタ、勇者様の事を知ってるのか?

 エラい、馴れ馴れしいが。

 まぁ、そんな話はどうでもいいや。

 『勇者様が裏切る』なんて考えてるヤツは滅多にいねえよ。

 でもな、自分達の国に不満を持ってるヤツはごまんといるんだよ。

 そういったヤツらが、革命、クーデターの旗印に勇者様を据えるなんてのはありがちな話だぜ?

 先代の勇者様は無理矢理クーデターのトップに据えられて、その後暗殺されたんだよ。

 天下無敵の勇者様だって寝るし、食事もする。

 寝てる時に刺されたり、食事に毒を混ぜられたらどうしようもない。

 ・・・結局『人間の敵はだいたい人間』って結末に落ち着くんだよ。

 暗殺されたって言う先代勇者様も、追放されたっていう『賢者カヤマ様』も人間にやられたんだ」と道具屋。

 『賢者カヤマ』の名前を聞くのは二度目だ。

 確か『盲腸から勇者を勇者たらしめる物質が出ている』って言うのを発見したのが『賢者カヤマ』だったな。

 で、盲腸の事を異世界じゃ『カヤマ勇臓』っていうんだった。

 何度聞いても『ホンマかい』って名前だな。

 茅ヶ崎あたり出身の若大将か?

 しかし英雄が魔王を倒したとしても『勇者として安泰』ではないみたいだ。

 高い確率で陥れられる。

 僕は『日本に帰ってもしょうがない』と 思ってたけど、こりゃ日本に帰らなきゃ危ないぞ、どうも。

 帰らないと、下手したら英雄は断頭台送りだ。

 だったら自分の目標は決まった。

 今まで、のんべんだらりと暮らしてきたけど、英雄の『魔王討伐』を手伝おう。

 だって足を引っ張ってるヤツがいるみたいだし、魔王を討伐してサッサと日本に帰るべきだ。

 エラい時間が過ぎちゃったのはしょうがない。

 もう十年以上経過してるし、僕も英雄も『行方不明者』としてどうぜ死んだ事にされてるだろう。

 二人で日本で新しく商売でも始めようか。

 それは無事に日本に帰りついてから考えよう。

 そうと決まれば、僕が英雄のパトロンにならないと。

 こうして僕は英雄に匿名で大金を送りつけた。

 各国から一切の援助を打ち切られて、英雄は困っているところだった。

 『勇者に怪しい動きあり』などというありもしないデマを流されたら、それを信じていなくても勇者に援助は送れなくなる。

 『勇者に国家転覆を企てている容疑があるのに、お前は勇者をサポートするのか!?

 お前もクーデターに加担しようとしているな?』などと痛くもない腹を探られたらたまったモノじゃない。

 別に勇者の事を疑っている訳じゃない。

 でも誰もが我が身が可愛いのだ。

 だから豊が勇者に大金と大量の物資が送り付ける。

 理由は単純。

 『他に英雄をサポートする人がいないなら僕がサポートする』と。

 夜中のウチに物資が勇者の棲み家の前に置いてあった。

 これは何処から持って来た物か!?

 種明かしすると、空からレッドドラゴンが持ってきたのだ。

 そして大量の物資には『勇者へ 親友より』という書き置きが添えてあった。

 英雄には誰の書き置きかすぐにピンときた。

 何故なら異世界で日本語を書ける人物は一人しか思い浮かばなかったからだ。

 こうして英雄は再び、魔王討伐を目指す。

 『勇者パーティーに物を売るな』という御触れが出されてはいたが、物資は謎のパトロンが勇者パーティーに大量に寄付していた。


 物資さえあれば、英雄の力は絶大だ。

 勇者パーティーは魔王城攻略を進めた。

ーーーーーーーーーーーーー

 一方その頃、(ぼく)は思わぬ苦戦をしていた。

 テイムしたモンスター達のお陰で、かなりレベルアップもしたし強くなった。

 しかし『天敵』というべき相手に僕はなす術もなかった。

 僕は魔法が使えない。

 そして僕は勇者じゃないから『聖なる武器』とか『魔力を帯びた武器』を装備出来ない。

 つまり攻撃手段は『物理攻撃オンリー』なのだ。

 だが『物理攻撃が一切通用しない相手』に対して僕はなす術がなかった。

 スライムに相対した時に『こんな瞬間がまた来るだろうから対策しておくべきだ』とアレだけ思ったのに。

 ただスライムは『物理攻撃』は無効ではなく、『単細胞核さえ潰せば一撃必殺』だった。

 偶然単細胞核に攻撃が当たった時に、スライムは爆ぜた水風船みたいに、ビシャっと内容物を床にぶちまけた。

 「なんとかなるもんだ!」

 その時に楽天的になってしまったのがいけない。

 後で知る事になる。

 『スライムを倒せたのはとんでもなく強運だった事を』

 スライムは『戦士殺し』と言われていて魔法職を連れずに挑む事が如何に無謀か、その時は知らなかったのだ。

 で、今回の敵は『(オーガ)』だ。

 レベルは高い。

 (オーガ)クラスの敵に苦戦はしない。

 だが、(オーガ)の使う特技の『鋼鉄化』が問題だ。

 某有名ロールプレイングゲームで言う所の『アス○ロン』だ。

 ただ『アスト○ン』とは違うところもある。

 動きは格段に鈍くなるがうごける事。

 (オーガ)は『鋼鉄化』した状態で攻撃を仕掛けてくる。

 その攻撃は素人でも見えるほど愚鈍だが、威力は落ちていない。

 僕は(オーガ)の攻撃をヒョイヒョイと避ける。

 避けながら蹴りや拳を(オーガ)に叩き込むが、やっぱり全く効いていない。

 「うーん、どうしたら良いんだろうか?」

 『トカゲ』がいたら炎の息で無理矢理溶かすんだろうけど。

 今はテイムした連中は自分で餌を取りに何処かへ行っている。

 一人なんだから大人しくしてろよ、って話なんだけど『一人だから暇』なんだよ。

 『冒険したい年頃』じゃん?

 自分が今何歳かわかんないけど。

 でも『好奇心猫を殺す』って言うように、一人で冒険しちゃダメだった。

 残念、僕の冒険はここで終了かも知れない。


 「こりゃダメだ!

 逃げよう!」

 僕は取り敢えず走り出す。

 相手は鈍い。

 一本道じゃなければ逃げきれるだろう。

 しかし、僕には弱点の『方向音痴』がある。

 そして僕はたどり着いた『(オーガ)の集落』へ。

 何でやねん!

 絶体絶命だ。

 僕は情けなく『キャー来ないでー!』と大声で悲鳴を上げた。

 そんなの苦し紛れでしかない。

 なのに(オーガ)達は耳を押さえてうずくまっている。

 「ん?何だ、コイツら?」

 試しに回し蹴りを(オーガ)に叩き込んでみる。

 (オーガ)が『北斗の拳』のザコのように『あべし!』と爆ぜる。

 意味がわからん。

 一子相伝の暗殺拳に目覚めたんだろうか?

 (オーガ)がこちらを警戒している。

 今逃げたら、逃げきれそうだ!

 ここは逃げよう。

 そして、逃げる時に『気になるモノ』を発見した。

 (オーガ)の集落には『集会所』のような場所がある。

 その『集会所』には『神棚』のように供えられているモノがある。

 その『神棚』の中央に供えられているのが浩くんの家の書斎で見た『門』と瓜二つなのだ。

 『門』が繋がっている場所が『浩くんの家の書斎』なら日本に帰れる!

 しかし、今はとにかく逃げ切らないといけない。

 その後『実は(オーガ)は甲高い音に弱い』と街で聞き「だから悲鳴にうずくまったのか」と。

 「(オーガ)恐るるに足りず!」と。

 さあ『門』の調査だ!

 帰れるかも知れない!

 ここで僕の『方向音痴』が発動する。

 街で『(オーガ)の集落』の情報は全くなし。

 ここまで来て・・・。


 食いきれない獲物を保存食用に肉団子にしておく。

 ミンチにした獲物を丸めておくだけの簡単なモノだ。

 『アイテムボックス』に入れておいたら傷んだり、腐ったりする心配もない。

 テキトーに混ぜ混ぜしているだけなのだが、テイムした連中にすこぶる評判が良い。

 まっしぐらだ。

 ペディグリーチャムか!

 モンスターブリーダー推奨か!

 しかしテイムされた連中も最近、グルメになってきたのか獲物を狩ってきても僕がミンチ団子にした後にしか食わない。

 テキトーに混ぜてるだけでレシピもクソもねーのに。

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