世界の記憶―用語説明―
ここは用語説明です。
最初から読む人は飛ばしてね!
ここでは、話が追加されるごとに出てくる世界の記憶を載せていこうと思っています。
――――――― 【世界の記憶】 ―――――――
それは、この世界というシステムがこの世界が発生してから刻まれた全ての記憶。
この世界に住むものには原初の記録と呼ばれている。
それは世界の発生から現在までの全ての事象を記憶していると言われている。
――――――― 【渡り人】 ―――――――
それは、この世界とは別の隣接した別の世界からこの世界に渡ってきた人のことを言う。
渡り人は発生するものであり世界の事象の一つ。なぜ渡り人が発生するかは定かではない。
世界という一つのシステムの壁を破って他の世界へ渡ってきた人は新たな世界というシステムに
異常が起きないようその世界に適合するように体の中身が作り変えられる。
世界への適合の過程で渡り人には世界の記憶の欠片が埋め込まれる。
渡り人は例外なく通常の人を越える能力を持つと言われている。
――――――― 【精霊】 ―――――――
精霊とはこの世界に存在している自然を司る存在である。
それぞれこの世の事象を司っており、その属性は地、水、火、風、光、闇と分かれる。
精霊の個体は精霊術師の家系にのみ観測することができる。
大精霊とはその属性の精霊を束ねる上位存在である。大精霊はこの世の何処かにいるとされている。
――――――― 【精霊術師】 ―――――――
精霊の個体を観測することができ、それを自分の意思で従え制御しこの世界というシステムに自分の意思をその属性に沿った現象として引き起こすことが出来る。
精霊術師はどれだけの精霊を従わせる、だけではなく精霊をどれだけ効率よく扱えるかでその強さがきまる。
例えば、対象を燃やし尽くすという意思を込めた炎、それは術者が燃やせないと思ってしまった物は燃やすことができない。高位の精霊術師は物理法則すら意思の下に捻じ伏せることができるいう。
――――――― 【繋がりを持つ者】 ―――――――
大精霊の祝福をその身に受けた者は大精霊との繋がりを持つ者、コネクターと呼ばれる。
大精霊が司る属性の精霊を、大精霊の権限を以て扱うことができるコネクターは、
例えそれが一般人でも精霊術師として絶大な力を持つことになる。
人に観測されている歴史上でのコネクターは数えるほどしか生まれていない。
人に観測されたコネクターは善悪問わず例外なく歴史に名を刻む行為をしている。
――――――― 【神・聖痕・神の因子】 ―――――――
神の因子を宿した者の背中に現れる模様のような痣。聖痕は子供の時に発生するとされる。
神の因子とは神が神を創る時に使われる種の様な概念的なモノを指していう。
元来神は知能をもつ生き物の信仰を力とするモノである。基本的に神は信仰を失わない限り死なない、死なないが神としての体が何らかの理由により致命傷を負い機能停止すると再び世界に神として蘇るために数年または数十年という再生の眠りにつく。
そのため神は人や神同士での戦いなどで神が眠りにつくとき時、神としての信仰の力を持たないが人間としての強さを持った、しかし人間を越える力を持つ新たな神を兵として。また、自分が居ない間、自分に対する信仰が絶えないよう仮の信仰の対象として。また酔狂で神の因子を送り込むこともある。
神の因子を宿すものは人としての経験を積んだ後一定の年齢に達すると、神の因子にその体と、人としての記憶、魂を糧として喰われ神へと転生するといわれている。
――――――― 【魔物】 ―――――――
【魔源】
この世界に満ちている物質。
武器や物に使われることもある。
また、これを魔法を力の源とする術師も存在する。
【魔獣種】
魔源により体の一部まはた大部分を構成、もしくは侵食されている獣。
個体特有の特殊な力を持つことがある。
人型のをものを魔人と言う。
【魔人】
魔源により体の大部分または一部を構成されている人。
通常の人を超える力をもつ。
魔獣種同様個体特有の力を持つことがある。
おおよそ人型。
【幻獣種】
獣や魔獣とも違う生き物、高度な知能と強大な力を持っている。
人語が理解できる程の知能を持つ。
【幻想種】
人と話せるほどの知性を持つ生き物。
とても高度な知能を有し、その力は計り知れない。
上位世界に住んでいるとされる。
人型の者も存在する。
遭遇することは滅多にない。
【魔物】
知性を持たない、又は知性は有るが人に過剰に襲い掛かる魔獣種、幻獣種を総じて魔物と言う。
――――――― 【変成器】 ―――――――
へんせいきとも言う。
特殊な鉱石と魔術により作成された物質、
それは一つの固有空間を発生させることが出来る。
それを器となんらかの物体に取り付けることで、
器を媒介として固有空間に対となる物体をとりつけた武器などを保管することができる。
固有空間に存在する物体は、現実に存在する器と入れ替えることができ、
その原理を用いて作られた、アクセサリーを原型とした武器を変成器と呼ぶ。
変成器は持ち主が変成の言葉を、物体と器の置換言語として設定することができ、
その言葉を呼び出す意思を込めて言うことで、物体と器を置換することができる。
――――――― 【世界の枷】―――――――
それはこの世界から与えられる縛り。
前の世界の技術を持ち込むなどをして、
この世界での急激な成長=歪みを発生させないための世界からの処置。
世界の枷は、前の世界での極端に発展した技術などを、
この世界で広めようとしたときに強烈な頭痛などとして発現する。
それは紙などに書いて残そうとしても発現する。
技術の塊を譲渡又は手放す行為もこれにあたる。
頭痛を無視して行為を行うと、その生命が絶たれることになる
――――――― 世界の記憶 【存在格】 ―――――――
それはこの世界での存在としての格。
つまりどれだけこの世界に強く認識されているか。
自分より存在格の高い相手(物)には、世界と言うのシステムを介しての干渉がし辛くなる。
つまり、術や魔法などへの抵抗力を持つ。
それらに強く干渉するには、自分自身の力に加え、自分の存在格が影響してくる。
名のある職人などによって”こう在る”と、強く思われ作成された物は存在格が高くなる。
また、長い年月を経て世界への親和性が強まり、その物の存在格が高くなることがある。
魔剣や聖剣と呼ばれる物は、存在格が高いことが多い。
物だけではなく生き物にも存在格があり、存在格の高い生き物としては聖人、仙人、魔人、大精霊、等が存在する。
話数が追加されるごとに増えていくと思うよ!