影……と、私。
フィクション詩です。気分だけ女性になって書いてみました。
私の真後ろに落ちる影
こっちを見てる
いつかの誰かとそっくり
嘲笑うように 絶望へと貶めるように
背中向ける 希望の光
転写機にスキャンされて生まれる
もう一人の私 いつかの私
弱音を吐いて取り憑く 幽霊みたいな憑依体験
切っても斬り離せない
足の先までつながっている 人生の先まで
他の誰でもない 黒い影 私
いつか首締めた もういいよって
いつか踏み外した もういいよって
角度つけて楽に逝く
それでもつながったまま 足の先まで 人生の終わりまで
サヨナラバイバイ 私の影
もう こっち見んな お前は抜け殻と居ろ 私の
黒い影 暗い暗い 明るく火葬されちまえ
ロープ解いて 私は生まれ変わるから
着いてくんじゃねーぞ お前は地面に埋まってろ
誰だって天使じゃん 文句ある?
そう。これは、影と私の話だから。
関係ないよね
最後まで、お読みいただきありがとうございました。☆彡