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Prologue
地球という世界を知っているだろうか、多少の差はあれど人々の力が絶妙なバランスを保った世界……それが地球だ。
だがどうだろう、この地球に一人だけ絶対的な力をもった者が現れたとしたら……
そう、いままで絶妙なバランスを保っていた世界は崩壊する。
それはもう、神にすがりたくなるような世界になるだろう……
だがそんなことは地球では起きないだろう、なんたってもう地球は完成された世界なのだから。
では何故こんな話をしたのか、それは私の世界においての話だからである。
私の世界ではそう言った出来事が起きてしまっていた、そして皆一様にその人物のことをこう言う『異世界人』と……
そして私は、世界のバランスを守る者、調停者
別名『異世界人の後始末役』
これはそんな後始末人の日記の様なものだ。