訓練と勇者とチートども
新キャラの一人称頑張ったぞ!
拝啓 じいちゃん、ばあちゃん。いかがお過ごしでしょうか。体調崩すような人ではないと分かっていても不安です。そして私は今。
美少女とともに森でナイフ片手に大きな猪を狩っています。ナンデナンデ?
時は遡ること2時間前。
「リナって骸以外で戦う手段ってあったっけ?」
私は食べていたおにぎり(この世界にも米はあるらしい。圧倒的感謝)を落としかけた。
「な、いわ。」
「リナは暗殺者だからな。ナイフとか短剣がオススメだ。」
「ユウキナイフなら何本か持ってるよ!貸してあげる!」
「貸してくれるの!」
ありがたい。っというかユウキに助けられてばっかだな。
「じゃあナイフの練習と行きますか!」
その2時間後
「ナンデナンデこんなに大きな猪に追われてんの!」
骸は別のところにいて使えないし、ユウキの魔法は威力が高すぎて森の自然系を壊してしまう。というか今走りながら泣いている。
「うっう。あの猪食べれないやつだ。あんなに大きいのに。」
訂正。食べられないからショック受けてる。ユウキはやっぱり食いしん坊キャラなのか。でだよ。あいつがどうやって倒せばいいんだ?
その時だった。
リナに電流走る。
「そうだ!このナイフを相手の目に向かって投げれば!」
これでもくらえ!そう思って投げたナイフは吸い込まれるように綺麗に猪の横の木の実に当たった。
「リナすごーい!」
ヲイそこ。今どんな状況か分かってんのか?こちとら諸事情で魔法使えず、そもそもナイフが当たらない。骸もいない。これでどうやってたたk。ん?骸はいない?
リナに電流走る。
「よし。スキル『召喚 骸』やっちゃえ骸!」
「すごいパーンチ!」
ピューン と猪が飛んで行くのが見える。骸最強説!その時私は気づいていなかった。背後から迫る銀色の悪魔を。そして骸も敵だったということ。
「HA⭐︎NA⭐︎SE やめろー死にたくない!」
こレはスばらシイユウキさマのトッくんデス。
私は地獄を見たと供述しておきます。ヒエッ
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ー勇者サイドー
帝国の第一王女が消えたことで大騒ぎになっている。
「しかし、一緒に藤春も消えたんだろ?あいつは嫌な奴だったよ。」
「あいつがいたからいつもテストで2位だった。あいつが消えてラッキーだったよ。」
俺ら勇者一行は訓練所から城に帰る途中にある街で買い食いをしている。
「!あそこにいる女。綺麗じゃね?」
「確かに。おい、誰か声かけろよ。」
勇者である俺はその女に声をかけようとしたら、
「ねえ、君たちさ。異世界から転移させられた勇者たちのこと知らない?」
ほう。そちらから。しかも俺らのことを…
「勇者を知ってどうするんだ?」
しかし何か気になる。勇者について聞くなんて。
「…異世界から転移させるのはこの世界の禁忌なんだ。だから・・・八天皇に報告しなけりゃならない。」
八天皇?・・・ん?この世界だと?
「君のことを報告しないといけないんだ。異世界から来た勇者君。」
「ふん。報告させると思ったのか?」
皆んなが戦闘態勢に入る。女一人俺らでなんとかなる。
そう思っていた。
1分でそこには地獄絵図が広がっていた。
「腕がぁ腕がぁ」「痛い痛いいたいイタイイタ、イ」「やめて近寄らないで!」
うでが切り落とされたもの、痛みで嘆くもの、失禁して気絶するもの。その絵は一人のバケモノによってもたらされた。
「勇者ってやっぱたいしたことはないね。あ、一応全員殺してはないよ?」
そう言ってバケモノは消えた。
みんなを早く治療しなければ。
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「勇者ってやっぱり弱いね。本当に一部の勇者以外魔王に勝てないね。」
「勇者が魔王に勝てないのは同じ勇者として恥ずかしいわ。」
「その勇者さんはどうして魔王の膝の上にいるのかな?」
「ここがミャーの定位置。あ、魔王もっとナデナデして。」
「うちの子可愛くない?」
「いや違うでしょ。あんた一応魔王だよね。」
「そんなことはいいからはよ報告を。レイ。」
「はいはい。そういえば八天龍を連れた女の子を見たよ。」
「ふーん。楽しみだね。」
「あ、もしかしてリュウ。知ってたでしょ!」
「親友ちゃんに教えてもらってた。」
新キャラの一人称を考えるのを頑張る今日この頃
今日のゲームの愚痴のコーナーその7!
最近鬱ゲーが好きと友人間で言うと引かれる。鬱ゲー好きで何が悪い!