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私平和な国の兵士になります!  作者: 偽骸
問題しかもたらさない教国編
50/53

堕天落

「イテテ。ん?ここは?」


 リナの目の前に広がるは広大な黒の空。そしてリナの立っている地面はとても白く禍々しい装飾を施されている。


「ここは私だけの空間・・・貴方はここから逃げられない。私を倒すまでは・・・」


 妹ちゃんがそう言うが、その対処法がないわけではないことに気づくリナ。


「妹ちゃん。ここから出しなさい!」


「ぐっ!」


 その声に、命令に必死に対抗し、自らの意思だけで跳ね除けて見せた。やはりユウキの妹なんだろう。


「はぁ、私と戦いなさい!リナ!」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ーユウキサイドー


「リナぁ!?リナぁ!?どこじゃ!!!」


「おそらく奴の固有結界・・・まさか使えるとは・・・」


「アッハッハ!もう固有結界使えるのか!!!」


 相当カオスな空間となっていた。


 特にカオス化していたのは・・・


「リナリナリナリナリナリナリナリナリナリナリナリナ・・・」


 ユウキさんだった・・・その様子に恐怖を覚える3人だった・・・


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ー固有結界内ー


 そこは剣と短剣のぶつかり合う音、魔法と銃声の火吹く音で響き合う空間だった。


「そこ!」「甘い!」「これは!」「ふっ!」


 一瞬でも気を抜いたらやられることがわかるほど洗練された動き。





 ・・・がリナに出来るはずもない。少しずつ押されているリナ。”何故”か相手が銃のことを知っているのでリナにとってはとても辛い敵であった。


「これで!終わり!」


 そう言ってリナの一瞬の隙をついて渾身の一撃を与えようとする妹ちゃん。



「残念。」


 それを狙っていたリナ・・・2人の“剣”がぶつかり合う。


「しまっ!!!」


 渾身の一撃を防がれた妹ちゃんは短剣と銃の餌食となる。



 そして固有結界は解除された。


絶賛スランプもどき中。書きたいことが多すぎるのに文章力が足りなくて四苦八苦。

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