神喰の呪
神喰の剣編は後少しで終わります。
こうしてみると、すぐに編が終わってますね
みなさんご機嫌よう、リナです
ようやくドナドナさん達が帰ってきました
「お兄お土産〜」
「はいは〜い」
「お兄がいない間大変だった。」
「呪いの品か。」
「そう、んで浄化したいんだけど見て」
「わかった」
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呪いの品をドナドナさんに見てもらっている途中、お姉さんに今回のことを話しました
「あの銃が無かったら危なかったね」
「その時は骸を呼べばいい!」
しかし本当に初めて私が活躍できた気がする
「まさかリナが活躍するとは夢にも思わなんだ。」
「骸酷くな〜い」
そんな話をしていると、ドナドナさんが見終わったみたい
「リナちゃんよくやったね、この剣には『神喰の呪』がかけられていたよ。」
『神喰の呪』ってなんぞや?
「んと、神すらも殺せる程の死の呪いをかけられた剣だね。まぁ神はこの程度で殺せないけど。この剣のヤバいところは持ち主の技量によって呪いの強さが変わんのよ。もう技量によってはそれこそ神を殺せるくらいに。」
「アレ?それって私・・・」
「うん、掠っただけでアウト。」
私は顔面蒼白になった・・・怖っ!
「まぁ俺が作ったもんだしねぇ〜」
「「「「「ゑ!?」」」」」
「経緯は教えられないし、呪いをかけた訳じゃないんだけど・・・いや、かけられた。かな?」
「んじゃあ何で教国が?」
「ん〜恐らく邪魔な奴を殺すためじゃないかな?呪いによって死んだことはこの剣のクラスになると一周回って明らかになるから邪魔な奴は呪いの品を持っていたことにしてそれによって死んだ、聖女がそれを浄化したとするためじゃね?」
「入手経緯は?」
「不明。この剣いらなくなって浄化もできないだろうからとあるダンジョンの最下層に隠していた筈なんだけど・・・多分誰かが見つけたんだろうね。」
「じゃあ浄化は?」
「俺はムリ、レイなら簡単。」
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ということでお姉さんに浄化してもらった訳ですが・・・
「綺麗・・・」
「まさかここまで綺麗だとは・・・」
「いっつも刀身が血で塗れてたからね、手入れはしっかりしていたけれど気づかなかったよ。はいじゃあこれリナちゃんのものね。」
ゑ!?私にこの剣を!?
「だってこれはリナちゃんの戦利品だもの。大事に使いたまえ。売ってもよし、誰かにやってもよし。」
「あ!でもリュウ。それってt「レイ・・・それは言わなくていいよ。」ふ〜ん。」
?何が言わなくていいんだろうか?
「お兄、何隠してる?」
「お し え な〜い」
「教えろ!!!」
こうしてミャーちゃんとドナドナさんの鬼ごっこが始まった。
「ユウキも混ぜろ!」
「骸も!」
楽しい毎日を今日も謳歌する
後少しで教国編に移ります。次回の編はリナちゃんがさらに大変なことに・・・