この国は泥舟だぁ
今日の投稿3回目!
「えっドラゴン?」
扉が開いた先には銀色の髪の美少女がいた。どこかで見たことあるような?
「骸はドラゴンではない!龍だ!ドラゴンなどと一緒にするでないわ。」
「骸さーん?ドラゴンと龍っておんなじじゃないんですか?」
「うむそうなのだ。ドラゴンは基本的に人を襲う。龍は基本的に人を襲わない。まああくまで『基本的に』だが。」
「すみません龍さん。ドラゴンが人を襲わないのはどのような場合なのでしょうか?」
美少女ちゃん。何で会話に参加しているんですか?というか誰?見たような見ていないような…
「ドラゴンが襲わない時は相手との実力差を本能的に感じとった場合と人と交流を重ね人の事を認めた場合だの。まあ後者は聞いたことがないが。ドラゴンは喋れぬからの。」
「じゃあ龍が人を襲うのは…?」
やめて美少女ちゃん!嫌な予感しかしないから!どうせ骸の感じから暇つぶしとか言いそう!何か骸自己中っぽいもん。攻撃されたからなら分かるけれどもー
「例えば他者から攻撃された時だの」
普通だったーーー!よかった暇だから襲うようなやつらじゃn
「あと暇な時」
襲うんかーい!
「いやあ龍は寿命が長くて暇で暇で。そういえば骸の知り合いで『私が認めるくらい強い婿探すためちょっくら強いやつと戦いに行ってくる!』と言って空のどこかに消えてった龍がおったな。」
圧 倒 的 迷 惑
「ちなみに骸は襲ったことは?」
「あれは今から36000いや1200年前だったか。」
神パッチンーーーーー やめろこれ以上してはいけない!芋といい剣といい
「とあるお気に入りの森林で昼寝をしていたら攻撃されて…」
案外普通の理由か?
「その攻撃の一部が炎系で森林が燃え始めて…」
ん?なんだか嫌な予感が・・・
「それにむかついたから近くにあった街を全て燃やし尽くした。死者は出していないが。」
ア ウ ト だ よ !
「まさか森の守護者様!」
有名人だったのかよ!
それよりもさ。ん?それよりもさ? ハッ! このぐだぐだに呑まれているだと!
「それよりも誰?君。リナの知り合い?」
「ごめん、覚えていない。ええっとどちら様ですか美少女ちゃん?」
「えっと、この国の一応第一王女のユウキです。」
ああ、あのジジイの娘ね。
「ごめんね、私昔っから人を覚えるのが苦手で。」
「え?」
「実はクラスの人誰も名前も名字すら覚えてないんだ。それで何のようなの?・・・ええっとあのーそのー「ユウキです。」ごめん、ユウキちゃん。」
「私はこの国を出たいんです!」
「何で?というか何で私?」
「まず、この国ははっきり言って泥舟です。召喚した勇者をどれだけ育てようとも勝てるはずのないものが2名。そしてその2人ともが魔国と王国側です。」
ふむふむ。そりゃ絶望的だわ。泥舟だな。
「そして、どう足掻こうが勇者が何人いようが勝てないのが3名。全員魔国と王国側です。」
あっ・・・察し
「あとこの世界の神様がついています。」
さあ帝国が潰れるまでのRTA始まるよ!
「まあこのくらい絶望的ですね。そしてなぜあなたなのかというと…」
ドキドキ
「勘です!」
Orz
「冗談だよね?そんなことで…「至って真面目です!」」
「ユウキはユウキはずっとこの国を出たかった!今まで近づいてきた輩は勘が近寄るなと言っていたので近寄らなかった!そしたらあのクズどもは金や体目当てのやつらばかりだった!ユウキの勘は正しいのです!」
おう・・・というか一人称ユウキかよ骸といい自分の名前を一人称にする人多くね?まだ2人としか会話していないけれども。
「んで、国を出てどうするのか?」
「そう!龍さんよくぞ聞いてくれました!ユウキは国を出て兵士になりたいのです!」
「何で?」
「四歳くらいの頃、私より少し歳の上の騎士を見たからです!その騎士は七歳なのに国を守る為日々魔物と戦っていたのですよ。かっこよかったのです。それに憧れて今までがんばってきたのです。だからこのk「いいでしょう私も協力します!ええっとユウキさん!」」
「ユウキのためにそこまで…」ウルウル
「いえ違います私のためです!
私は国を守る兵士になりたいんです!」
さあさあやって参りましたゲームの愚痴コーナーその3!
昨日お空で宿なしが被ったんですよ。引きがいいじゃないかって?引く前にダマスカス使って4凸にしていなかったらよかったよ
話変わりまして離無ちゃんの夢が明らかになってきましたが
夢がひとつとは言っていない