ダンジョンとボスと剣とナイフ
今回も短め。一人称考えるのむずい
・・・大変なことになった。今私たちは100階にいます。そして最後のボスもミャーちゃんとユウキで瞬殺してしまいました。私と骸は雑魚処理担当でしたが、ミャーちゃんが切ってユウキの魔法でドカーンしてしまいました。
「ねえ…今のがボス?」
「階層に関しては100階。これ以上先がないならそう。」
「おそらくだがパーティーの相性が良すぎたんじゃろ。なんだよ骸が活躍したかったのに。」
「それよりも報酬報酬!美味しいものあるかな?」
ユウキさんはマイペースですね。
少し周りを漁って何もなかったので宝箱を開けてみた。
ごまだれー
「・・・剣とナイフだけか。美味しいものは?」
「ないの。帰ってなんか買うか。串焼きが食べたい!」
「!!!この剣とナイフ強い、剣はユウキ、ナイフはリナが使ったらいい。」
?ミャーちゃん強さ分かるの?
「両方強い。鑑定結果は…
覇王剣ズァーク
攻撃力 2000
魔法力 2000
登録
防御貫通
魔法破壊
成長
破壊無効
深淵
神殺し
不可視実態殺し
破滅の誘い
未完の存在
封印
偽神龍のナイフ
攻撃力 1600
魔法力 300
登録
防御貫通
成長
破壊無効
韋駄天
神殺し
存在抹消
彝為唾篦滇釃
牟食鸕葡亥
未完の存在
は?強くね?今持っているナイフの補正は攻撃力40だぞ?しかも結構高いやつ。
「ミャーちゃんはいいの?」
「今持っている剣はこれと同じくらい強い。」
…ミャーちゃんはやはり異常だった。
「しかし一部わからんところがあるか。」
「ミャーの兄的存在が持っている刀もそうだった。」
…訂正。ミャーちゃん周辺は異常。
「帰ろっか。ユウキは早く美味しいもの食べたい!」
「その前に武器の登録を…」
今日も平和だ。
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ー骸視点ー
宝箱の中身を見たとき…驚いた。もうそれはポーカーフェイスできなくなりそうなレベルで。あのナイフは骸が、我が昔作ったものだ。我が人と共存したかったから作ったものだったが…
まぁいい。リナなら安心だろう。あれの使い方を…間違えたりはしないだろう。
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ー???ー
余は全てを殺す者。余は全てを喰らう者。余は全てを奪いし者。
余は全てに殺されす者。余は全てに喰らわれう者。余は全てに奪われし者。
余は全てを失わせ、全てに失わせ。
余は孤独。
その孤独もいまや心地よい。
余の封印が解ける時は。
いまだ来ず。そして近い。
その時余は
何を求めるのだろう?
なんだか打ち切りエンドみたいだけれど、あの4人がこんくらいのダンジョンで止まるはずない。
むしろ止まるんじゃねぇぞ…