はじめてのおつかい(だんじょんで)
今回ちょっと短め
さて、私たちは今ダンジョンの前にいます。
「ミャーは早く入りたい。」
「ちょっと待ってね。今ユウキが忘れ物がないかチェックしているから。」
「骸の手を煩わす敵は出るかな?」
みなさん楽しみにしていますね。でもなぜこうなったのか、それは30分前に遡ります。
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ー30分前ー
「急だがお前たちにはダンジョンに潜ってもらう。」
ドロさんがそんなこと言っていますがダンジョンですか?
「ああ、職員の一部のバカがどのクラスがダンジョンで一番下まで潜れるか賭けをしててな、どうせならワシも参加してSクラスに賭けようかと思ってな。」
「なんかイラつく。そのお金は、もちろんミャーたちにも は い る よ ね ?」
ミャーちゃんちょっとキレてないですか?・・・そうキレてないのね。
「もちろん。ちなみにSクラスだけダンジョンが違って難易度が高いから倍率はなんと100倍なんだよ。賭けれる額に制限があるけれど儲けた分の半分までなら美味しいもんを奢ってやろう。」
ほう、好きなだけとは言わなかったか。ユウキが大食いなことを知ってて言ってるな。第一印象は悪かったけれど優秀な先生なのか。
「なんでSクラスだけダンジョンが違うの?」
「だって優秀だからだもん。そうそうSクラスの倍率は100倍と言ったがワシとノエリアしか賭けてないからな。勝ったらワシらの懐が潤う。」
やっぱり正直だったー!言わなきゃいいのに。
「あと、行くダンジョンは100階まであって、パーティーを組んでいても難しいんだ。」
「一番下まで行ったやつは?」
骸、今までのの流れ的にあの人でしょ。
「うん、王女様と副兵士長が100階までそれぞれソロで行っている。ちなみにワシのソロの記録は60までだな。パーティーの最高記録はワシと国王で行って85階までだったよ。」
うん、王女様と副兵士長は人間じゃねえな。
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ということで回想終わり!今からダンジョンに潜ります!
「美味しい魔物いるかな?」
「「強い魔物はいるかな?」」
完全にお遊び感覚でーーーす。一応ドロさんが60か…ミャーちゃんはドロさんより強いし、ダンジョンは狭いからユウキの魔法でなんとかなるし、入り組んでいるから私が暗殺すればいいし…あれ?思ったより簡単?
この言葉がのちに大変なことになるなんて思ってもいなかった。
前回のネタ全部わかってくれた人いるかな?いたら嬉しいな。今回はネタ少ないです。っというかあったっけ?