番外編 大と罰と審判 王国 ローゴスの王女七歳時
番外編的なものがないと言ったなあれは俺のミスだ。元々学園編の前に持ってくるものをミスって投稿できていなかった。本当にすまない
私はこの国王女!って言っても王様の仕事なんて興味ないし、魔法の勉強やら友達で龍のアグナムートの世話で忙しいの!周りの人たちは誰かと婚約しろしろ言ってうるさいの。だから今日魔法で時間を止めて黙らしてやった!これでうるさくなくなる!
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どうしよう。誰も動かない。おそらく時間を止めたまではいいけど再び動かすことができないみたい。アグナムートも助けてくれるんだけど、アグナムートは炎系の魔法を得意としているから…
時間が一生戻らなかったらどうしよう?
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ー1ヶ月後ー
まだ手立ては見つかっていない。こんな世界で話相手となるアグナムートがいたのはラッキーだった。だからさ、アグナムート。一緒にいて?
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ー3ヶ月後ー
また失敗した。これで■■■■回目だ。何回やっても手応えなし。だいぶ疲れたよ。アグナムート。
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ー6ヶ月後ー
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・私は悪いことをしちゃった。時間なんて止めなきゃよかった。ああ。私はこの世界でアグナムートと二人っきり?みんなの時を命を奪ったまま?
嫌だ。
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ー1年後ー
嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ!
もういっそのことこの世界と別れてしまおう…
「何やってんだよバカヤロウ。」
その声はアグナムートの声ではなかった。かすれているけれど聞き覚えのある声。
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ー2年後ー
できる限りのことはやり尽くした。私の体はもうボロボロでアグナムートも心配そうに見ている。あの時の声が力になったけれど。もうこれ以上は…もう嫌だ
「ようやく見つけた。」
私にはその声がよく聞こえた。まるで天使のようなそして幻聴のような。
「ようやく見つけたよ親友ちゃん!」
「!!!よくやった親友君!」
「本当か!主人殿!」
「ほんとお?」
「今までの努力が報われた!さあ我子にご褒美を!」
時間を止めているのになんで?
「俺たちは特殊な奴らばかりだからな。この一番年上の女性はこの世界の女神様だし、そこの二体の龍はお前の隣にいる龍と同じような存在だし、あの小さな女の子は龍に認められし勇者だし、俺はこの手の魔法が効かねえからな。」
「…私をどうするの?」
「ああ、助けに来たのさ。このまま時間停止したまんまじゃ大変なことになるからな。というか既に大変だけど。君の名前・・・いやこっちから名乗る…「ミャーはルナ!こっちの白い龍はスターダスト、あっちの黒い龍はバハムート!」いや俺の紹介は!?」
「ミャーにご褒美を頂戴!」
「はいはい、それで俺の名前はリュウだ。」
「私の名前は…レイ。レイ=ローゴス。」
その時私は初めて、そして永遠の恋をした。
今回の番外編はネタが数多く。そして伏線回収かつ伏線を貼るという。全部紹介できませんが少しヒントをヒントいらない!という人はこのあとがきを飛ばしてください。今回からゲームの愚痴のコーナーを活動報告に載せます。
気付きやすいのは多分深夜廻でしょうね。これは簡単。気づかなかった人は見返して探してみてください!ただし深夜廻を未プレイの場合プレイしてください。もしくは実況プレイを。そしてこれは気づけるのかなレベルはサブタイトルでしょうね。これは…もしかしたらこうなってたのかもね。