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2話 脱走劇

人間博物館では色々な奴が発掘されて再生されていた


アレスト

「俺は生きた標本としてここで生きているが、客も減ったなー」


アレストは食事と風呂を透明ガラスで用意されて生活

発掘再生されているのを見てここが未来の世界だと分かった


アレスト

「つう訳は、あれか?俺は未来のポリスにでも予言した事をやっかまれて

そのままコールドスリープでもされていたのか?」


そうすれば辻褄が合うからだ


アレスト

「生きた標本はもう人気ねぇのかな」


アレストは全くギャラリーが来なくなっていた

生きた標本は流行と共に廃れていき、主人公はどうなるか




飼育員

「この生きた標本どうすんだろね」

「さぁな、最近流行している人肉として出すんじゃねぇのか」


飼育員の会話を盗み聞きして焦る

アレストは飼育員に慌てて泣きつく


飼育員

「いや、俺達に言われてもな」

「そうそう、これは予言者と首相あたりの指示だからな」


館長

「でしょうね あの人達はブラックジョークがお好きだからね」


博物館の館長が現れた


館長

「アレストは低賃金でよければ雇いますが」


飼育員

「けどここで見世物にしている奴らは全部人として雇ってはならないと言う掟があった気がするのですが…」


館長

「まあ、何とかなりますよ」


館長の人の良さでアレストは雇われる事となった





~館長の部屋~


館長の所へ行く時があり、館長の机の資料を見ていた


アレスト

「生きた標本以外にも色々あるんだなぁ」


生きた標本以外では人間を実験体のように使って

それを再生しては楽しんでいるようだった

ここは未来なのだなと実感したアレスト


アレスト

「あれ?これは俺が書いた予言の紙の内容じゃないか?」


しかしそこには自分が書いた内容が改変された紙になっていた。

館長が部屋へと戻ってきた


館長がそれを見つけるとアレストは聞き出す


アレスト

「これ、俺の書いた内容と違うんですけど」


館長がそれを聞いて

凄まじい頭の回転の速さで改変したのが誰か全てを理解する


館長

「本当の予言者とはアレストなのか?」


館長は一言話してからアレストを強くどかした

どかされてカーテン越しに隠れさせられていた


「生きた標本はどこだ?」


そこに何者かが現れる


館長

「もう外へ出て行かせたよ」


「それは本当なのか、俺は今確認装置を持っていないから分からんな」


館長

「では出て行ってくれ」


「それはお前を殺してからだな」


カーテン越しに顔だけが見える

目を開いたまま額に銃弾が埋め込まれて死亡していた

そこに何発か銃弾を繰り出してから顔を蹴って死んでいるのを確認


そのまま部屋を出て行った


館長に言われた言葉を思い出す


「お前は常に監視されている。

いいか、ここは未来なんだ。未来技術で監視されている」





アレストは未来技術と言えば思い出した

チップを埋め込まれている気がした


アレスト

「確認装置と言っていたな では逃げなければならんな」


アレストは既にチップを埋め込まれておりどこにいるか確認できる為、常に追われる。

アレストは人間博物館から出ていく事にした


途中、アレストは人間の頭から生き血をすする生物らしいものを見た

クラゲのようなものだ


アレスト

「なんだあれは?しかし、俺は急いでるんだ そんな猶予は無い」


被害になっていたのは飼育員だったが、そんなのはお構いなしだ

アレストは外に出て一番最初に


アレスト

「寒すぎるな」


極寒の地のようになっていた

冬の景色だけがその場を凍り付かせていた


アレスト

「人もいねぇな」


アレストは服装によって、目立つはずなのだが人が全く反応が無いのだ


アレスト

「うわ!なんだこいつら!俺の方角へ寄ってきやがる!」


アレスト目掛けて人間達は襲い掛かってくる

これは捕まえようとしているのか


アレスト

「捕まえられてはならない」


焚火の火を振りかざした

すると怯えるようにに下がる


アレスト

「予言の紙の無いようにあった、あの手段を使うか」


アレストは予言の紙に細工されていた内容を真似た


予言者の声

「どこへ向かうのだ!」


予言者の声はどこでも聞こえる

スピーカーによる音とモニター画面が入り浸っている


アレスト

「予言者の予言につられてな」


アレストはそのまま予言の紙と同封されていた鍵を持って

そのまま車を起動させた


アレスト

「うお!すげ!自動運転車か!」


アレストは目的地をインプットさせた

目的地をナビ画面にタップする


アレスト

「あ、やべ 速度制限かけるの忘れてたわ」


アレストが言うのすぐさまいきなりシートベルトが自動装着されて

速度全開でいきなり完全自動運転車が動く


アレストはそのまま嘔吐した

自動でエチケット袋が出て来る


アレスト

「エチケット袋だけ原始的だなおい」


アレストは、そのまま館長の住んでいる家へと向かったのだった


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