10 シルバー・エンカウント
言葉使いで
『〜ねぇ』というものがよくあります。
これは『〜ない』という意味になっています。
......もしかしたら、違う意味のものもあるかもしれません。
「よっしゃあ!!」
オレは柄にもなく叫んだ。
これで金が揃えられる!!
....待っていてくれ、キュー!
それから、街を走り回り、シーフデビルを探し始めた。
左腕とか、右足とか、耳とかが痛かったが、そこまで気にならなかった。
オレが剣を抜きながら走り回っていたため、門番様にお世話になりかけたが、謝って許してもらったりもした。
オレのお気に入りの路地裏、街の城門の周辺、ギルドの近くの下水道......思いつく場所は全部探した。
......けど、まったく居場所がわからなかった。
「嘘だろ.....オイ.....」
夕日が沈み始めた。
もう三回は同じところを探したのに見つからない.....。
ど、どうすればいいんだ?
.....わからねぇ.....とりあえずもう一回ずつ探してみるか.....ん?
「はぁ.....はぁ.....ベルさん!何やってんですか!?」
.....リーシャだ。
ものすごく息を切らしている。
「何って.....シーフデビルを探してるに決まってんだろ?」
「シーフデビルの目撃情報は街の西側に多いです!!
探すなら西側を探してください!
......私は他の場所を探しますから!じゃあ!」
リーシャが走り出した。
..... かっこ悪い走り方だなぁ.....でも、
「リーシャ!助かった!ありがとう!」
オレは背中に向かって叫んだ。
リーシャは一瞬振り向いた後、すぐに東側に向かって走って行った。
西側か.....でも、そこも結構探したんだけどなぁ......。
まあ、やるしかないか!
オレは西に向かって走り出した。
あのモンスター売りの店が閉まるのは確か夕日が沈んですぐだった気がする。
大丈夫だ.....オレは、ゴブリンの二倍速い.....きっと間に合う.....。
オレは自分にそう言い聞かせた。
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「キュキュッキュ.......」
(夕日が沈んでいく.......)
もう夕日が半分以上沈んでしまっている。
フリーク曰く、僕は夕日が沈んだら処分されるらしい。
どうやって殺されるのかな?
まさかと思うけど.....生きたままゴブリンの餌とかって言わないよね?
うぅ!.....背筋に寒気が.....。
結局『あの人』はあれから来てくれなかったし、名前は教えてくれないし......
寂しいし、お腹減ったし、足枷重いし......死にたくないし......。
せめて無事ぐらい報告してくれよぉ......。
心配で死ぬに死ねないよ!!
「キュー!!キュー!!」
僕は最後の悪あがきとして、ただひたすら叫んだ。
叫ぶたびに足枷がガチャガチャ音を立てた。
でも、その音が聞こえないくらいに大声で叫んだ。
「うるせぇなぁ......だが、どうやら時間のようだな.....」
フリークが店から出てきた。
そして、ちょうど夕日が......沈んだ.....。
フリークは相変わらず、すごい目つきで僕を見下ろしてくる。
「キュッ!キュ.....キュッキュー!!」
(待って!まだ.....ちょっとだけ!!)
我ながら見苦しいと思う。
けど、命がかかった場面で外聞なんて気にしてられない。
.....救いがあるとすれば、僕の言葉は誰にも届かないことだ......。
「せっかくの猶予も、どうやら無駄だったようだな!
お前を買うとか言ってた馬鹿な奴がいたが......やっぱり嘘だったようだしな!」
「キュキュッキュ!!」
(あの人を馬鹿にするな!!)
僕は牙を剥き出し、フリークの顔を睨み付けた。
「ふん.....お前はモンスターとは言っても、最弱な上に動きが封じられてる。
今のお前は何もできないだろ!」
僕は睨み付けたままだ。
「.....お前は俺の大切なものをめちゃくちゃにした!!
その対価は払ってもらう......」
フリークが大きな刃物を取り出した。
厚い肉でも余裕でぶった切れるようなやつだ。
明らかに僕をオーバーキルできる。
でも、僕の表情は変化しなかった。
恐怖よりも怒りの方が大きいのだ。
あの人の言ってくれた言葉が、どれだけ僕を支えてくれたか.....
それを考えたら......フリークの言葉は許せるものじゃなかった。
フリークが僕に手を伸ばしてきた。
こいつは僕の大切なものを馬鹿にした!
その対価は.......『絶対』払ってもらう!!
僕がフリークの手に今にも嚙み付かんとしていると、
「キュー.....そんなもんを食ったら腹壊すぞ.....」
聞きたかった声が僕の耳に響いた。
「キュー!!」
僕は、大きな声で返事をしながら振り向いた。
そこには銀貨を見せつけながら、フラフラ歩み寄ってくる女性がいた。
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「はぁあっ!!」
オレは紫の肌の化け物に剣を叩きつけた。
「ギギャアッ!!」
そいつは、ゴブリンと大差ないような断末魔の声をあげた。
「よし!!」
オレはその小悪魔ことシーフデビルの角をつかみ、引きずりながらギルドに走った。
街のみんなの視線が気にはなったが、そんなのはもうどうだっていい!
急がなくちゃ!!
オレがギルドに到着する寸前に、夕日が.....沈んだ。
「おい!金を出せ、ゴラァアッ!!」
ギルドに到着するなり、オレは叫んだ。
ギルドはちょうど人が混む時間帯で、オレの叫び声を聞いて冒険者のみんながこっちを振り向いた。
「....ど、どうしたんですか、アネゴ?
とうとう強盗でもする気ですか?」
冒険者のウルクが話しかけてきた。
「チゲェよ.....クソッ....なんでこんなに混んでんだよ.....」
受付にも人の列ができている。
今から並んだのでは間に合わないかもしれない。
「ベル君!!ほらっ!!」
ギルマスが二階から降りてきて、何かを投げてきた。
......銀貨だ。
「さあ!そんな死体は置いていっていいから、早く行ってきなさい!!」
「でも、報酬は銅貨じゃ.......」
「安心しろ!後で請求する!!もうすぐ店が閉まってしまう!急ぎなさい!」
「......ありがとな.....行ってくる!!」
オレはシーフデビルの死体を放り投げて、ギルドを出た。
もう街灯が明かりを灯している。
1日の仕事を終わらせている商人も多数いる。
急がねぇと!急がねぇと!!キューが!!
オレは全力で走った。
人にぶつかったりもしたが、「わりぃ」の一言だけ言って走り続けた。
足がイテェ.....頭もひどい二日酔いよりもズキズキする。
「オワットッ!!」
転びそうになった。
....なんとか踏みとどまったが。
そうこうしてるうちにモンスター売りの店と店主が見えてきた。
店主が、キューに向かって叫んでいる。
あのヤロウ.....ひでぇことすんなって言ったのに!!
オレが怒りをぶつけてやろうと思って近づくと、キューが泣きながら店主に噛みつこうとしていることに気づいた。
......冷静になろう。
ここで店主をぶん殴るのはあまりいいことではないよな......。
なら、
「キュー.....そんなもんを食ったら腹壊すぞ.....」
せめて馬鹿にしてやろう!
「キュー!!」
キューがオレの方を向いて鳴き声を上げた。
「よう.....どうやらギリギリ間に合ったようだな.....」
オレはキューに近寄りながらつぶやいた。
さっきは店主に噛みつこうとしていたが、今は「早くこっちに来て」とでも言いたげな表情してやがる。
.....まったく......感情の変化が激しいやつだな.....。
「どうやら、金は持ってきたようだな.....。
だが、モンスターを渡す前にきっちりテイムしたことを確認しなくちゃならない。
.....やれるもんならやってみな!」
店主があからさまに挑発してきた。
「オラよっ!」
オレは店主に銀貨を渡し、キューの水晶に手をかざした。
「えぇ〜と.....『テイム』.....」
オレがそう言うと、水晶が白く光り、光が収まると同時に割れた。
確かこれで良かったはず.....。
オレが店主の顔を見ると、驚いた表情をしていた。
間違いない.....テイム成功だ!
「キュキュー!!」
キューもオレと同じ考えに至ったらしく、喜びの表情をしている。
「馬鹿な.....お前....キャパが39もあるのか!?」
店主がオレを化け物でも見るような目で見ながら言った。
キャパが39もある人間がもしいたとしたら、そいつは化け物と呼ばれても仕方がない。
なぜなら、普通の人間にできないことができちまうからだ。
オレは.....化け物’’だった’’てのが正しいな......。
まあ、いちいちこいつに教えてやる義理はねぇ。
「さぁな.....そう思いたければそう思えばいい....。
けど、これで文句はないだろ?早くキューを渡せ.....」
オレは威嚇するような視線を店主に向けた。
なんかこいつのツラは気に入らねぇ.....。
「あぁ....わかったよ.....」
店主が鍵を取り出し、キューの枷を外した。
すると、
「キュー!!」
キューがオレに向かって走り寄ってきた。
そしてそのままオレの胸元に飛び込んできて、ぎょっと抱きしめてきた。
「.....遅くなった....すまん.....」
オレは謝りながらキューの頭を撫でた。
相変わらず毛並みだけは一級品だ。
「キュゥ.....キュキュゥ......」
キューがオレのほおに、ほっぺスリスリしてきた。
なめらかで気持ちいい肌触りだ。
「おい....そんな甘えるなよ.....恥ずかしいじゃねぇか.....」
通りすがりの人がオレたちを見てきた。
けど、キューはそんなのお構いなしに甘えまくってきた。
.....かわいいやつだ。
キューのお腹あたりを触った時、オレは気付いた。
.......前にも増して痩せている.....。
その瞬間、オレの中で何かが切れた。
「おい.....『クソ』店主.....」
オレはよく響く声で店主を呼んだ。
「.....何だ?
俺はそいつの顔をもう見たくねぇんだ......とっとと消えてくれ」
店主が今にも店に戻ろうとしている。
「聞かせろよ....。
こいつ.....キューは何をしたんだ?」
「.....そいつは目を離したスキに、俺の.....俺たちの店をめちゃくちゃにしたんだ!!」
店主が怒声をあげた。
耳を怪我しているオレにとって、その音量は結構きついものがあったが、それよりも気になることがある。
「....それは『本当』か?
実際にキューがお前の店をめちゃくちゃにしているところも見たのか?」
「.......何が言いたいんだ?
朝起きたら、そいつと荒らされた厨房があった。
そこにはそいつしかいなかった.....間違えようがねぇじゃねぇか!!」
厨房か......もしかしたら.....。
「オレはついさっきシーフデビルを討伐した。
ギルドに行けば確認が取れるはずだ.....で、これはそいつが持っていたもんだ」
オレはバックの中から包丁を取り出して、店主に渡した。
「うん?.....これは!?」
そこには『フリーク』の文字が書いてあった。
オレは残念ながらその文字が読めなかったが、もしかしたらと思って渡してみたが.....
「俺の包丁だ......どうしてお前が持っているんだ?」
やっぱりこいつの物か.....。
「さっきも言った通り、シーフデビルが持っていたんだ.....そいつで襲いかかってきたぞ....」
「.....もしかして......お前が真犯人か!?」
人の話を聞けよ......。
まあでも.....そういう発想もあるのか......。
「ちげぇよ.....もしオレが犯人だとしたら、今お前に返すメリットがねぇ。
金が欲しいなら売っぱらってるし、今返すと疑われる可能性がある。
.....それに、なんにしても厨房を荒らす理由がねぇ.....オレはそこまでバカじゃねぇよ」
なんだ?
オレのくせにめちゃくちゃ論理的なことを言ってやがる......。
足し算引き算すら危うすぎる『オレ』だぞ.....?
きっと天才に覚醒したんだ......そういうことにしよう......。
「あ、ああ......確かにそうだな.........。
えっ!?じゃあなんだ?俺は今まで.......」
「テメェは......テメェは、何にもしてねぇ奴を痛めつけて遊んでいたんだよ!!」
オレは怒鳴り声を上げた。
店主は口をパクパクさせながら呆然としている。
「顔が見たくねぇ....だと?
それはこいつのセリフだろ!!なんでテメェが言ってんだよ!!」
大通りが混む時間帯にもかかわらず、辺りは一気に静まりかえった。
「俺は.....俺は......どうしたら.....」
店主がうなだれながら膝を折った。
.....罪悪感はあるらしいな.....。
「.....やったことを取り消しにはできねぇ.....なら、謝れ.....それでキューが許すなら、オレは何も言わねぇよ....」
オレはキューに視線を向けた。
めちゃくちゃ泣いてやがる......本当に弱虫だなぁ.....まあ、かわいいからいいけど.....。
「キュー、行ってやれ......。
もしもお前が許せるなら、許してやれ....。
でも、許せねぇっていうなら.....オレが......」
最後まで言葉を言い切る前に、キューが手でオレの口を塞いだ。
.......そうか。
キューがうなだれている店主の近くに寄って行った。
「キュ、キュー......すまなかった!!本当に......本当に悪かった!!」
店主が地面に額を打ちつけながら謝った。
あれは.....確か.....『ドゲザ』ってやつだ。
謝り方の最上級みたいな感じだった気がする。
「俺が今までにしたことを全て許せとは言わない......だけど、自己満足になってしまうとしても、謝らせてくれ!
本当に悪かった........すまない......」
「キュー!」
キューが店主のほおに手で触れた。
ペチペチ......
そして、ほおに手でペチペチし始めた。
......ビンタのつもりなのか?
「キュ、キュー?」
店主が困惑の声をあげた。
しばらくペチペチした後、キューは一歩下がり、店主に右手を伸ばし、親指を立てた。
.....キューは店主を許したのだ。
「キュー......ありがとう.....」
店主が今度は泣き出した。
こいつも感情の起伏が激しいな.....。
「キュー、いくぞ.....オレは人ごみが嫌いなんだ....」
騒動を聞きつけて人が集まってきている。
「キュー!!」
キューが、酒場を立ち去ろうと歩き始めたオレの右肩に這い上ってきた。
そしてオレの顔に寄りかかってきた。
癒されるってこんな感情なのもしれないな.....。
オレとキューはゆっくりと歩きながら、酒場を後にした。
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「よくあいつのことを許したよな.....」
オレはキューに話しかけた。
「キュ?」
(ん?)
僕は聞き返した。
「いや......あんなひでぇことされたんだ......嚙みつくぐらいしてもバチは当たんねぇと思うぞ....。
オレがお前なら、確実に八つ裂きにしていた......」
「キュ.....キュキュッキュー.......」
(別に.....あの人が全部悪いわけじゃないし......)
僕はそう言ったが......本心からそう考えているわけではない.....と思う。
あの時は、唯ひたすらにご主人様の下に駆け寄りたいだけだった。
けど、今思い返すと......よくわからない気持ちになる.....。
フリークをぶん殴ればよかったのか?それとも......?
なでなで......
ご主人様が僕の頭を撫でてくれた。
「何難しい顔してんだよ......泣きたければ泣けばいい、ぶん殴りたければ引き返せばいい.....簡単な話だろ?」
その言葉で僕はわかった。
あぁ....なんだ......僕は.....泣き足りなかっただけか.....。
「キュー!!キュー!!キュキュー!!キュー!!」
僕は声にならない声をあげた。
どうして僕がこんな目に会わなくちゃいけないんだ!!
誤解だって気付けよ!!
なんで異世界なんかに来ちゃったんだ......。
こんな体になるなら、死んだままの方がマシだった!!
早く助けてよ!!
早く会いに来てよ!!
早く抱きしめてよ!!
もっと撫でてよ!!
すっごく嬉しいよ、コンチクショウ!!
自分でも自分の感情がよくわからない。
なら、ひとまず吐き出してみた方が楽に決まってる。
「う゛ぅ〜ん.....さすがに耳もとで泣かれるのは辛い......。
おい、泣くの禁止だ.......オレは泣き虫が嫌いなんだ.....」
オレが耳が痛いから泣きやませようとすると、
「ギュギュウゥゥゥゥゥウウ゛!!!」
(ギラワ゛レタァァァァアア゛!!!)
余計にうるさくなった。
おいおい.....どうしろって言うんだよ......。
あっ.....そいえば.....
「まだ名乗ってなかったな.....オレの名前は『ベル』だ.....よろしくな」
「キュッ.....キュゥ......キュキュ......」
(うぐ.....うぅ......よろしく......)
僕はようやく泣き止みながら言った。
「その......泣き虫が嫌いってのは嘘だ......だから、泣きたくなったら我慢するな.....。
でも、オレの耳元にいるときは勘弁してくれ.....」
オレはキューの頭を撫でながらそう言った。
気持ち良さそうな顔してやがる.....。
うりうりぃ.....指でツンツンしても気持ち良さそうにしてる.....かわいいなぁ....。
ギュルルルゥ......
キューの腹から「腹減った」の合図が聞こえた。
「飯食いに行くか......ちょうどいい場所を知ってるから、招待してやる」
オレは冒険者ギルドの方向を見ながらそう呟いた。
みんなにもキューを自慢したい。
まあ、誰にも触らせてやらねぇけどな.....。
「キュ!」
(うん!)
僕は素直に招待されることにした。
お腹減って死にそうなのは事実だし、ご主人.....ベルの行くところなら僕もついていく。
僕はテイムされてしまったのだ。
それは自由でいられなくなることを意味するかもしれない。
けど、愛しい人とずっと一緒に居られる権利でもあるかもしれない。
僕は当然、後者であると考えている。
異世界に来たばっかりで、まだまだ不安はいっぱいあるけど、この人と一緒なら安心できる気がする。
少しなら意思疎通ができるし、必死に僕を買うためにお金を集めてくれた。
ベル.....この世界で一番僕を大切にしてくれて、僕が一番好きなご主人様の名前だ。
この名前が呼び続けられるように、頑張って生きていこうと思う。
こうしてキューとベルは出会った。
.....だが、この時ベルはまだ気づいていなかった.....自分が借金をしていることに.....。
ーベルのお金の推移ー
ゴブリン大量討伐報酬(銅貨42枚)+ゴブリンの弓売却額(銅貨1枚)+シーフインプ討伐報酬(銅貨50枚)=
銅貨93枚
ベルのお金(銅貨93枚)ーキューの購入額(銅貨100枚)=銅貨7枚
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# 銅貨7枚=ギルマスへの借金! #
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「キュー.....今日はギルマスに奢らせる!好きなだけ食べていいぞ!」
「キュキュキュ、キュッキュー!!」
(誰だか知らないけど、やったー!!)
この後、ギルマスが鬼の表情でベルを説教することになるのだが......それはまだ『少し』後の話......。
一章完結です!
ここまで読んでくれた方々、ありがとうございます!
少し幕間を入れた後、二章を投稿し始めます。
ただ、二章の投稿はしばらく後になりそうです......申し訳ないです......。
でも、ぜひ楽しみにしていてください!
二章予告 キューの力が発動!?
お楽しみに!!