表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/16

「好きだよ。

……5番目に。」



午後5時。

そろそろ委員長が来る時間だ。

そう思い、俺は寝たフリを始めた。

暫くし、

音を立てて委員長が入ってきた。

いつものように俺の元へ来て、

耳元で囁く。



「好きだよ。

―――パパの次に。」


目が覚めた。

ニッコリ笑って委員長を見る。


「……パパの次ってなんだよ!?」


「……5番目かな?」


疑問形で返ってきたよ!

5番目って! パパ(・・)の順位低いな!


「予想外の答えでしたっ!!

なんか残念感が残る! ダメだ!!」


「あれ? イケると思ったのに……。

悔しい。」


あまり悔しいという感情が伝わってこない。

委員長は無表情な上に

声が淡々としてるから分かりづらい。


「いやあのさ、起こし方を変えるっていう考えはないの?」


「・・・・・・! その手があった!」


気 付 い て な か っ た !


「ん! 明日試してみる!

じゃあね!」





評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ