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序章

池上中学校3年の矢田蓮樹は走り幅跳びの選手である。

その成績は華々しい。中学生1年生で陸上部に入るとメキメキと頭角を表し1年生で県総体全学年走り幅跳び第3位。新人戦では第1位。中学2年生で県総体1位に輝いた。そんな溢れんばかりの才能に恵まれていた蓮樹だったが彼は悩んでいた。

それは一流のスポーツ選手でも一度は当たる壁。それは

「うつ」だった。

自分の才能が怖い

このままでいいのか?

もっと強い相手が…そんな自問自答を繰り返しいつしか彼は部活に出ることのできない状態に陥っていた。

そんな彼を心配し声をかける輩も大勢いたがそんな仲間をも信じられない状態だった。

そんな彼は思った。力をつけるしかない。走るしかない、と。

その日から彼は周りが驚愕するような練習を始めた。

ランニング毎日80キロ、筋トレ100セット✖️10回。タイヤ引きグラウンド100周。睡眠時間はたった2時間だった。いつしか学校にも行かなくなっていた。彼の両親はストイックな冷徹主義者だった。それゆえそんな彼を理解できず勘当し家を追い出した。なんの支えも無くなり雨の中路地裏をさまよっていたとき…


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