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ゆーゆー。  作者: 休眠
2/2

朝起きると、そこは死後の世界だった。



…なんて事はなく窓から忌々しい平日の日差しが差し込む。

休日の朝日はあんなにも清々しいものなのに平日は何故こうも気分が悪いのだろう。

ぼんやりした頭で今日が確かに平日であることを確かめる。

目覚ましの時刻を見ると6時、ここから新しい高校にかかる通学時間を考えてもまだまだ余裕はあるだろう。


「早く起きすぎたな……」


こんな時間からまた寝るとなると遅刻は免れない。

流石に高校生活1発目から遅刻して皆から注目を集めたいとは思わないし集めたくも無い。

自慢ではないが中学の頃もこの俺 鷹見 大地はまったく目立つ存在ではなかったし特に特殊なことが出来るなんて事は無かった。霊を見れることを除いては。

そんな事を思いながらゴロゴロとしていると突然腹に黒い物体が飛び乗ってきた。


「うごっ!?」


予想だにしていなかった物体の衝撃と共になんとも言いようが無い声を出してしまった。

ゆっくり何が俺の上に乗ったのかを見ると


「………」


「お前か…」


無言で俺の上に居座っていたのは飼い猫のクロだった。

俺が起き上がると不機嫌そうにうめき声のような鳴き声で鳴き出したクロを抱きかかえぼんやりした意識でゆっくりと部屋から出る。

実はこいつも霊である。

ある雨の日の帰りにずぶ濡れの姿でうろついていた子猫がクロだった。

クロを見つけたほんのすぐ傍でクロの死体だと思われる亡骸が落ちていた。

おそらく車に轢かれ、雨の中誰にも発見されずこの場に放置されていたのだろう。

何が原因でこの世に留まっているのかはまったく検討がつかなかったがせめてこの亡骸だけは俺が

どうにかしてやろうと思い抱きかかえた。もう雨に濡れて体温は冷たくなっていたがどこかまだ体温が残っているような感覚があった。黒猫の死骸を持って帰る俺を白い目で見る人もいたが構いやしなかった。そうして庭に埋めたその日のうちにクロはどこかへ消えてしまったと思っていたが次の日不思議な事にクロは俺の部屋に当然のように居座っていた。驚くべきことにクロは直に触れ、見ることが出来るようなのだ。それから暫くたった今でも当然のように居座っている。こいつが何も食べていないのに成長してゆく姿はなんとも奇妙ではあったが今では金のかからないペットだと考えて可愛がっている。家族のみんなはクロがまったく霊だと知らない。言ってもいいのだが信じないに決まっているので俺から言うことは無かった。


まだ少し寒い朝の階段をゆっくり下って行くと中学生制服姿の妹が玄関で準備をしていた。


「おはよう、お兄ちゃん、クロ」


「あぁ、早いな。妹よ」


「ちゃんとした名前があるんだから沙希って呼んでくれないかなぁ」


「おはよう、沙希」


「それでこそ我お兄ちゃんだ、よしよし」


沙希が無理に背伸びして俺の頭を撫でる。そこまでしなくてもかまわんだろう…


「頭は撫でんでいいがどうしてこんなに早いんだ?」


「えへへ…今日から新しい学年だと思うと少し早起きしちゃってね。」


「お前は大学を卒業するまで4月の楽しみには困らなそうだな」


「し、失礼な…実際毎年浮かれているような気がするけど……」


「ところで朝飯はあるのか?」


「テーブルの上に置いてあるよ。朝からちょっと重いかなと思ったけど丁度材料が余ってたからオムライス作ったんだけど多かったら残して良いよ?私がお昼に食べるから。では行って参る!」


「死ぬなよ…沙希。」


「この学校が終わったらね…私…クロとずっと一緒に暮らすんだ……」


見事な死亡フラグを建築し、沙希は玄関を出て行った。とはいえ本当に俺が家に帰ってきた時沙希が亡霊になっていたと言うようなオチは真剣にやめて欲しいので「最近この辺で事故あったらしいからお前も気をつけろよ」とだけ言っておいた。クロもなんと言ってるかまったく検討がつかないが眠たそうな鳴き声でにゃおと鳴いた。沙希が見えなくなるまで見送り、朝飯にありつこうとリビングに向かう。

4月とは言えまだまだ凍えるような寒さが続く。リビングは廊下の凍えるような寒さより沙希が料理をしていたせいか少し暖かかった

リビングには沙希の言ったとおりオムライスがテーブルの上にぽつんとあった。オムライスの上には赤いケチャップででかでかと

「お兄ちゃん LOVE ME 」と書いてあった。言い切るところが斬新だな…新しい流行になるかもしれない。

密かな期待をいだきつつせっかく書いてくれた文字をぐちゃぐちゃにするのも悪いのでMEの部分だけ綺麗に食べてやった。

流石に朝からオムライスはきつかったのでそれ以外は残して学校へ行く支度をするのであった。





新しいクラスは幸いなことに中学の友と同じクラスだった。

1-Aと書いてあったのでおそらく廊下の端だろう。階段を三階まで上がり少し息を整える。

小学・中学と何も運動をしていなかったし運動部にも入っていなかった俺にとっては少しばかりきつい。

廊下を進み自分のクラスを探す。廊下には中学の頃の友人もちらほら見つけられた。

廊下の一番奥まで進むと1-Aの教室が見えた特に他にやることは無いので指定された席に座る。

ざっとあたりを見回すと一人俺の元へ寄って来る影があった。


「よう、このクラス大地しか同じ中学出身のやついないんだよ…お前が来るまでどんだけ暇だったか」


「ん」


「そっけない返事だなおい…もうちょっと構ってくれてもいいだろ?」


「なんだホモか」


「この程度でホモだったらホモカーニバルが催されるレベルだな」


もしそんなことになったなら恐ろし過ぎる。

そんな事を言っているこのホモの名前は洋平、どこかの雇われ兵士のような名前ではあるが面白いやつだ。


「ところでお前はこの中で誰が一番可愛いと思う?」


「そうだな…」


当たりを見渡し俺はふと目に付いた子で視線を止める。

教室の端の席でどこか悲しげな瞳で外を見つめている少女がいた。

透き通るような白い肌、長い黒髪はさらさらでまさに大和撫子と言ったところだろうか。


「おぉ…あの子か。いいセンスしてんな大地。でもお前がショートの髪の子を選ぶのは以外だったな、高校になって趣味が変わったか?」


「いや…セミロングぐらいじゃ……」


そうこうしていると教室のドアが開けられ担任と思われるまだ若い女の人が入ってきた。


「みんな席に座ってー」


洋平が「この話は次回に持ち越しで」と言い残して自らの席に座っていった。

担任っぽい女の人はこんなことを言うのも気が引けるがまさに


『小動物好きそうなぽわぽわした感じのどこか抜けている新人女教師』


の模範的な感じであった。案の定男子生徒は嬉々として席に座っていったが何時までも喋っている女生徒に「早く座らないと怒るよー?」とこれまたぽわぽわした感じで言っていた。その様子を見ていた男子生徒諸君は態度は冷静に、内心は可愛さに歓喜の声が聞こえてくるようだった。よく訓練された男子生徒である。クラス全員が席に着きコホンと小さく咳払いをした後に


「えっと…今日からあなた達の担任になる夏野澪と言います。是非みお先生って呼んでね?」


「「「はい、みお先生」」」


男子生徒ほぼ全員の声が合う。

本当に訓練されてるのではないかと疑うレベルだ。

女子はなにやら不機嫌な顔をしてるのが多数だが担任を見て舌なめずりをしている生徒もいた。

食べるのだろうか?


…このクラスがとても危ないクラスに思えてきたのは俺だけなのだろうか


「では出席を取りますよー?」




名前が呼ばれ生徒達が次々と返事をしてゆく、

毎回経験しているが返事をするだけなのだがどうも緊張してしまう。

俺だけなのかもしれないが


「鷹見 大地くん」


「はい」


声が裏返らないか少し心配だったが大丈夫だったようだ。

そして最後、長い黒髪の子の名前が呼ばれようとしていた。

意識するつもりは無いのだがどうしても気になってしまうのは仕方がない。

いよいよ少女の名前が


「池谷 陽くん」


「はい」


…あの少女の名前が呼ばれる事は無かった。

思わず驚きの声を上げそうになるが先生もとい生徒は気にする様子も無く進めていった。

彼女も特に気にする様子も無く、相変わらず外をぼんやりと眺めていた。

いくらぼうっとしていたからと言って名前を呼び忘れることは無いだろう。

忘れていただけなのかもしれないが。…………いや、当然か。


「それじゃあ今日はこれで終わるけどちゃんと帰るのよー?校舎内を探検するのは少しだけなら良し」


「「「サーイエッサー!」」」


いよいよ軍隊になってきたな。

次々と生徒が出て行く中どうしても少女の名が気になった俺は彼女を追いかけることにした。

彼女はある程度教室に人がいなくなってから突然立ち上がり階段を上がっていった。


「屋上…か?」


屋上はたしか立ち入り禁止だったような気がするが…

最上階まで階段を上ると屋上に続くドアが少しだけ開いていた。

隙間から覗いてみるとやはり彼女は何をすると言うわけでも無く屋上から見える景色をぼうっと見ていた。

意を決して彼女に話しかけてみる。


「こんなところで何をしているんですか?」


こちらに気づいた彼女は驚いた様子で聞き返す。


「私が…見えるの?」


「えぇ、どういうわけか生まれてからずっと他の人は見えない物が見えてしまうようなんでね。」


近くで話そうと歩み寄る。


「寄らないで!」


ここまで敵意をあらわにして女の子に近寄らないでとか言われると流石に堪えるんだが…


「…別に何もしませんよ。ただ名前とこの場所に居た訳を教えて欲しいだけです。」


「名前は…華、三笠 華です」


「…えっと、三笠…で良いですか」


彼女は何も言わず首だけを縦に振った。

あまりの敵対意識に若干泣きそうだ


「いやそこまで警戒しなくても…」


「あなたは何者なんです?普通死んだはずの人が見えるなんて事ありませんよ」


「何者って言われても…新入生としか……」


「私を…消すんですか?」


質問攻めか…守備範囲内だ。


「消しはしないさ、ただ純粋に三笠さんの事知りたいんだ」


「意外と恥ずかしい事言うんですね」


「そういう台詞はもうちょっと照れながら言ったほうが萌えるぞ」


「……もう少し、ここに居させて下さい」


華麗にスルーされたな俺の萌えポイント。






しばらくして三笠がこう切り出した。


「私、この学校に入る前に死んじゃったんです。中学の頃は恥ずかしながらあまり良い思い出が無いので楽しみにしてたんですよ、高校生活…」


まっすぐ俺をみて話す。


「休日に出かけた帰りに信号待ちをしていると急に突っ込んできた車に…でもすごい確立ですよね。あと一分でも買うものに悩んでいたら助かったのに、あと一分でも買うのが早ければ助かったのに。別にそこまで神様に嫌われるようなことはしていないはずなんですけどね。今でもどうしてこんなことになったんだろうって思ったりしちゃうんですよね、今更遅いって言うのもありますけどやっぱり…」


「………」


こんな時に言葉一つ出てこない。



「普通の高校生活ぐらいいいじゃないかって…」


「私…やっぱり諦め切れなくてっ…こっちに残っちゃった見たいっ…ですね…」


女の子の涙を止めるようなそんな言葉を知ってるわけじゃない


気の利いたことは何一つ言えないけど、


慰めの言葉も一つも浮かばないけど



こんな俺でも一つ特技があるんだ


「……叶えてやろうか?」


「え?」


「普通…とは行かないと思うが俺はお前が見える。少しぐらいなら力になれる。まぁこのままお前が満足するまで一人で居たいって言うなら止めはしないが…」


「…いいっん…ですか……?」


「お前が良いなら…だけどな」


「言ったからにはちゃんとやってくださいよ?期待してますよ?」


「あ、いやそこまで期待はしな『期待してますよ?』


人が喋っている時に喋るのはマナー違反だと習わなかったのだろうか…


三笠に目をやると嬉しそうに笑っていた。

その日初めて三笠の笑顔を見た。綺麗で、可愛くて、それでも俺には少し悲しそうな印象を与えた。







「で、なぜ俺の部屋にさも当然のように居座っている?三笠 華よ」


時刻は夕方6時、早い家ではもう晩御飯時だろう。


「えっと…普通の学園生活をエンジョイするためです」


「高校生活一日目から他人、しかも男の家に寝泊りするのがお前にとっての普通の高校生活なのか?とんだビッチだな」


「まぁまぁ良いじゃないですかぁ。あ、この『みんみん蝉のいる時に』ってなんですかこれ?怖そうな表紙してますけど…」


「触るなって!……ってそもそも触れないか」


俺のラノベ他に触られるのはあまり嬉しくない。

いやまぁ特にそういうのを集めているわけではないんだが…たまたま偶然見つけた本があんな感じの表紙でかつ面白かったから

ほかの本も買ってみようと思ったわけで消して表紙の子が可愛いなどと言う理由でかわったけでは……


「むー…面白くないですねぇ…」


なにやら三笠が頬を膨らませながら拗ねている。

ぶっちゃけ可愛いところが本当に困ったところなのだが…

そんな三笠を見ていると次はどこからとも無くクロが現れた。


「猫さんじゃないですか!この子名前は?」


「クロだ」


「もう少しマシな名前付けてあげましょうよ…黒猫だから、クロって……」


「う、うるさいなぁ。じゃあお前ならなんて名づけるんだ?」


「そりゃあもちろんダークちゃんですよ!」


「………」


空気が凍りついた…そんな経験はいままで一度も体験したことが無かったのでわからなかったがこういう事か…

ダーク(仮)は俺の元に駆け寄ってきてにゃあにゃあと鳴きだした。抗議でもしているのだろうか。


「さぁダーク、怖がらなくてもいいですよ……ぐへへ」


俺から見ても怖い…クロの鳴き声がさらに増したような気がする。


「あぁ、言い忘れていたがクロも霊だからお前も触れるはずだぞ?」


クロが俺に向かって猫パンチをお見舞いしてきた。

まぁ大して痛くはないはずなんだけど何回も殴られると普通に痛いというか痛い痛い。


「よいしょ」


三笠がクロをもち上げると抵抗すると思っていたがまったく抵抗しなかった。


「かわいいです…この子もふもふしていいんですか?」


「良いけど……」


三笠はなにやら「もふもふー」とわけのわらない事をいいながらクロともふもふしていた。

クロもまんざらでもない声を上げていた……やはりあいつも雄だな。

是非とも俺にももふもふして欲しいところだ。

クロと三笠がもふもふしているのでやることが無くなった。

ふと時計を見上げてみると丁度、妹の沙希が帰ってきそうな時間になっていた。

玄関から扉が開く音がする。ドタドタと階段を駆け上がる音がした後となりの部屋の扉が開く音がする。…考えてみれば理由は不明と言えどクロは普通の人にも見えるようだが三笠に抱きかかえられたクロはどう写るのだろうか……浮いてるのか?それは目撃されるとかなりまずいことになるのでは


「お兄ちゃーん?」


「ダメだお兄ちゃんは今取り込み中だけっして部屋に入るんじゃない。」


「……部屋に入るなと言われたら部屋に入りたくなるのが妹の性ってもんよ!」


だめだ!あいつこの部屋に入るつもりだ!

急いで部屋の鍵を閉める。ドアノブがとても人が動かしているとは思えない勢いで激しく乱暴に回される……あと一秒遅ければ確実にクロが浮遊しているシュールな光景が目撃されるところだった。沙希の足音が聞こえなくなり三笠の「もふもふー」と言う声だけがこだまする。


「くくっ………お兄ちゃん?この家の一階にはマスターキーなるものがあるのを覚えていませんか?」


「なっ!?」


「どうやらお兄ちゃんの命もここまでのようですね?もう少しで楽にしてあげますからおとなしくしておいてくださいよ?じゅるり。」


ダメだ…このままでは浮遊したクロを見られてしまう…!


「おい三笠!少しの間でいいからクロを離すんだ!」


「いやですよぉ…鷹見君も一緒にどうですか?もふもふー…」


ろ、呂律が回っていない!?

三笠が完全にもふもふの虜になってしまったようだ。

恐ろしい…もふもふ。


「おまたせ、お兄ちゃーん……」


「しまっ…」


俺の部屋の扉が勢いよく開かれる。

しばらくの沈黙の後沙希の口が開かれる。


「……なにしてたんですか?」


「い、いや…何も………」


どういうことだ…?クロが見えていないのか?


「ま、まぁ何もしていなかったから。そういう事で…」


「なんか納得しないですねぇ…」


しぶしぶといった様子で俺の部屋をでていく。

最後に今からご飯作るから少しまっててねとだけ言い残して俺のドアを閉めた。

そしてまた勢い良く開かれお風呂もう入っちゃっても良いけどと言って階段を下っていった。

心臓に悪い。


「ところで三笠は風呂入るのか?」


「入らないわけ無いじゃないですか!いつも私が入ってない見たいな言い方しないでください!」


「……いや別にお前のその体だと汚れないんだが多分」


「なんかいやらしい響きですね…覗く気ですか?」


「…いや無いからそれ以前にいやらしくないから」


まぁ見れるなら是非とも見たいところだが。


「で、入るのか?」


「当たり前です!体は汚れていなくとも入るのが普通です!」


私的には外が寒いぐらいの夜中にお風呂の窓をあけて露天風呂気分を味わうのが好きですね…と続いていたがここからは無駄に長いのでやめておこう。


俺が夕飯を食べて部屋に戻ってみるとクロの手を器用に使って「みんみん蝉のいる時に」の最終巻を呼んでいた。読むの早いな…というかそこまでして見たいか…

俺が帰ってきた時とほぼ入れ替わりにお風呂に入ってきます。それと覗いたらオヤシロン様に祟られますよ?と一言残して部屋を出て行った。悲惨な死に方はしたく無いので覗かないでおこう。

毎週末に上げる予定を立てるも意外ときつかった…


桜舞うの方は1日で書き上げてしまったんですけどあの頃の俺どうやった。

少し中途半端なところで終わっていますがまだまだ続かせる予定ですよー


あと改行使いすぎで見づらい等ありましたら感想のほうに是非

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