〜番外編おまけ⑫ 高3 3月〜
・西田義隆。
高三。
元ぼっち。
由紀が好き。
・野村由紀。
高三。
不思議ちゃん。
身長167cm。
義隆が好き。
辛く長かった受験も終わり、四月から大学生だ。地元を離れる大学生ともなれば、一人暮らしが始まるわけで、元愛知県民なら安くしてくれる賃貸があったので、たまたまその部屋を借りたのだが…。
「わぁお‼︎義隆お隣なの⁉︎びっくりしたぁ‼︎」
「なにそのわざとらしいオーバーリアクション…」
「えへへ…もしかして県外に行く彼女が心配でついてきたのぉ〜⁉︎ストーカー⁇怖っ‼︎」
「怖っ‼︎」とか言いながらこれまたわざとらしく自分の肩を抱く由紀。
「なんで⁉︎なんで⁉︎ねぇ‼︎なんでここにいるの⁉︎」
由紀はなかなかうれしそうな顔をしながら興奮気味だ。
「えぇ…いやぁ…だって…一緒の大学行けるように頑張るって…前から言ってたじゃないか…知ってるだろう?」
「えへへ〜そうだよねぇ〜義隆頑張ってくれてたもんねぇ」
さっきとは打って変わってとろけたような口調で喋る由紀。
「同じ大学受かって、借りた部屋も隣だってことも事前に言ったろ…」
「うんうん知ってるよぉう」
じゃあ、わざとらしい演技なんてするなよ…と思ったことは野暮なので心に留めておくことにした。
「これからよろしくねぇ義隆ぁ」
「よろしく」
「遊びに行くからねぇ」
「おーう………………」
…今気づいたが、同棲じゃないか。ほぼ。それって。
お読みいただきありがとうございます…✨
同棲ってえっちですよね…✨




