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  作者: OBOn


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30/37

〜番外編おまけ⑥ 中1 3月1日〜

・西田義隆。

中一。

元ぼっち。

身長151cm。

主人公。

精通は夢精。哀れ。

頻度は週八。怖い。たまに十。

最後に致したのは十三時間前。

野村が好き。


・野村由紀。

中一。

不思議ちゃん。

身長166cm。

西田ってわりとむっつりなのではないかと最近気づき始めている。

それでもそんな西田が好き。

西田と二月一日から付き合っている。

「ねぇ、義隆ぁ、これ見てぇ」

由紀のスマホに映っているのは知らない人のイソスタのストーリー。

「なんだこれ…」

そのストーリーで表示されているのは、

「1 month !」という文字と共にハートの風船がばら撒かれたベッドの上で見つめ合い、手を繋いで微笑み合っている男女。

「これは…」

セックスだろう…。

なんだこれ…こんなのあげて恥ずかしくないのか…。僕たち私たちはこんなのおせっせしました。と高らかに宣言しているようなものじゃないか…恥ずかしくないのか…。

「ねぇ、私たちもやりたいね」

「お…ぉ…」

「乗り気…じゃない…?」

「えぇっとぉ…そのぉ…」

正直なところ乗り気…ではない。

理由は二つ。

一つはセックス宣言なんてしたくないから。

もう一つは…そのストーリーを見て、「このカップルは長続きしないだろうな」

と、そう思ってしまったから。

あのストーリーのカップルが長続きするかなんて本人たちしか知らないし、わからない。

ただ、周りの目を気にせずに恋で盲目なまま突っ走ってしまって、冷静になれば悲しい結果に突っ込んで行くことが明白な時でも、それに気づかず、僕も由紀も泣くようなことにはなりたくない。

ただ、僕は周りの目を気にせずに由紀と付き合えたらそれはきっと素敵なことなんだと思う。

けれど、それは難しいこと…。

「僕は…周りの目も付き合ってることも由紀のことも全部全部ひっくるめて大切にして、由紀のそばにいたいって思っている。だから、僕はストーリーにあげるのは…ちょっと…嫌…だ…ごめん…」

「え⁇なんで⁇あげないよ⁇」

「え?」

「二人だけの秘密」

由紀は人差し指を立てて、僕の唇と潤んだ由紀自身の唇にしーっと押し当てた。

「1 monthなんて言わずに、1 yearも、10 yearももっともっとその先もずっとずぅっとその都度お祝いするの‼︎」

由紀は本当に僕と一緒にずっといてくれるんだ。いたいと思ってくれるんだ。嬉しい。嬉しくてたまらない。僕との幸せな未来を本当に幸せそうに僕と一緒に思い描いてくれる。

「悲しい結果になりたくない」なんて後ろ向きの未来しか考えられなかった僕が思い描けない幸せな未来を。僕以上に当たり前のように考えてくれている。

こんなに嬉しいことがあっていいのだろうか。

なんだか、そんなことばかり考えていたら、じんわりと目頭が熱くなってきて、涙が溢れそうになった。

僕は由紀に泣きそうになっているのがバレる前に目を閉じ、下を向いて、誤魔化した。

「やる。絶対に」

僕は幸せだ。

お読みいただきありがとうございます…✨

最近、カップルのベッドの上で誕生日やら何ヶ月やら何年を祝うストーリーがよく流れてくるのですが、まず最初にOBOnは「セックスし…たんだよな…この方々は…おぉ…」って思ってしまいます…よくない…本当に…✨

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