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  作者: OBOn


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11/37

~眠気がこの世で一番強い力を持っている~

・野村由紀


不思議ちゃん

中一

身長165センチ

星座はインフルエンザ

血液型はクワガタ

好きな食べ物はない。甘ければなんでもいい

不思議すぎて、一人でいることは多い


・西田義隆


主人公

中一

身長145センチ

星座は水瓶座

血液型はA型

ただ単にコミュ障

虫苦手だが、触れられなくはない

ただ、虫触ると、つぶしそうなので、掴めない、触るのはできる、手のひらに載せるのも、手に這わせるのもできる

精通は小四

学校終わり地下鉄に乗った。

家は歩いて帰れる距離にあるけど、今日は塾があるため、塾の場所まで地下鉄に乗る。

地下鉄に乗り込んだ時は座席が満員だったので、座れなかったが、駅に停車するたびに人が減っていき、座れる席がぽつぽつと出てきたので、テキトーな席に座ると、眠気に襲われて、瞼が自然と落ちてきた。

(あぁ…眠いなぁ…)

と、隣の席に座っている人の頭がぐわんぐわんこちらに揺れてぶつかりそうになっていることに気づいた。

(隣、野村座ってね…?)

頭が揺れている人物は野村だったのだ。

そうか。野村は帰り道はこっち側なのか。

(あぁ…だめだ…眠い…。これ以上何も考えられない…)

僕も寝落ちかけたその時。

野村は僕の肩に頭を乗せてきた。

(!?)

もう完全に目が覚めてしまったが、緊張で固まってしまった僕はどうすることもできなかった。


結局、野村が目を覚ますことはなく、そのまま一緒に終点まで乗っていってしまった。


「皆さま、ご乗車ありがとうございました。次は、藤が丘。終点です」

とアナウンスがかかると、さすがの野村も起きた。

「う…ん…え…ふぇあ⁉︎えっ⁇えっ⁇えっ⁉︎はっ⁉︎えっ⁉︎にっ…西田ぁっ⁉︎えぇ⁉︎どゆこと…」

「のっ…野村が…起きなかったから…」

「なんで起こしてくれなかったの⁉︎」

ごもっともだ…。

なんなら、僕みたいなキモい人間に頭を預けていたということすら、否定したいほど嫌な事実だろう。

「いっ…いやぁ…だってぇ…ごめん…」

言えなかった。本当は、ずっとこんな時間が続けば良いな。なんてバカなこと思ってしまったからだなんて。

「よだれつけてない⁇」

「…つっ…ついて…ない…」

本当はだいぶべっとりしっとりだが…。

「良かったぁ…」

ちょうど、電車が藤が丘駅に着いた。

「…じゃっ…じゃあ僕はこれから塾だからっ!」

電車のドアが開くのとほぼ同時に僕はそそくさと電車から出て行った。

しばらく駅のホームを走ると、後ろから大きな声がかかった。

「じゃあっ、また明日ねっ‼︎」

振り向いてみると、野村がホームのど真ん中で右手を口に添え、メガホンのようにして、「じゃあね~‼︎」と大きな声で言い、大きく左手をぶんぶんと振っていた。

「う…うん…」

僕の度胸では、おそらく野村には聞こえないであろうくらいの小さな声で返事をして手を小さく振り返すくらいしかできなかった。

走ったは良いものの、僕の塾は藤が丘駅が最寄りであるはずもなく、僕は結局塾に三十分遅刻した。

読んでいただきありがとうございます…✨

現在進行形でOBOnは眠いです…✨

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