〜寝ても覚めても〜
・野村由紀
不思議ちゃん
中一
身長165センチ
星座はインフルエンザ
血液型はクワガタ
好きな食べ物はない。甘ければなんでもいい
不思議すぎて、一人でいることは多い
・西田義隆
主人公
中一
身長145センチ
星座は水瓶座
血液型はA型
ただ単にコミュ障
虫苦手だが、触れられなくはない
ただ、虫触ると、つぶしそうなので、掴めない、触るのはできる、手のひらに載せるのも、手に這わせるのもできる
精通は小四
「西田ぁ〜、じ…おわっ…よぅ〜」
誰かが僕に声をかけて起こそうとしている。
なんだ…?誰だ?僕を起こしているのは…。
伏せている机から少しだけ顔を上げて、見てみるが、目がぼやけてよく見えない…。
僕は誰が起こしているのかを確認することよりも眠かったので、諦めて、眠ることを優先させることを決めた。
誰かの手が僕の体を軽く揺らす。
やめてくれよ…僕はまだ眠いんだ…。
僕は再び伏せる動作を行いながら、僕はその人の手首を掴んだ。
ズキッ。
その時、今まで伏せて眠っていたのに、急に顔を上げてから、また伏せたことによる痛みが頭に走った。
僕はおもわず頭を「手」で抑えた。
これなら、頭の痛みを抑えて、もう一度眠ることができる…ん?…僕の手には自分の頭に触れている感触がなかった。ずっと手首を掴んでる感触だけがある。どうやら、僕は寝ぼけて自分の手ではなく、間違えてその誰かの「手」を頭に乗せてしまったようだ。
ん?…今は「いつ」で、ここは「どこ」で、これは「誰」の「手」だ?
すると、「手」は一瞬驚いたような動きをした後、しばらく動きが止まり、またしばらく経つと、僕が動かそうとして意識したわけでもないのに、勝手に頭頂部から後頭部まで上下運動を始めた。僕の手ではないことは確かだ。
よくよく思い出してみれば、さっき体を揺らされている時「西田ぁ、授業おわったよぅ〜」なんて声が聞こえたような気がしたが、確認するのも怖いので、僕はそのまま眠っているふりを続けることにした。
目がギンギンに冴えて眠れなかったけれども。
僕はそのまま頭を撫でられた。
そんなことを僕にしてくる人間は、僕は一人しか知らない。
しばらくなされるがままにしていると、チャイムが鳴った。
なるほど、ここは学校なのか。
なんて、わかりきっていることを改めて確認することで逆に現実逃避をする僕。
こーゆー頭の上に「手」を乗せるなんて奇行をするのは、本来ならば野村の役回りだ。
不思議ちゃんの奇行に当てられて僕まで奇行をしてどうする。しっかりしなくては。
読んでいただきありがとうございます…✨
頭撫でるのってすごく『イイ』ですよね…✨




