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第二条 リーマンとクリエイター

リーマン…

「リーマンに生きている価値はあると思うか?」

「さあ? 集団としては必要だけど」

「そう、一個一個は替えが利く」

 案山子の気付きにチンポウは頷く。そう、リーマンの価値などその程度でしかない。

「クリエイターとリーマンならどちらが上だと思う?」

「クリエイター」

「理由は?」

「クリエイターはゼロから思考できる、つまり思考を爆発させることが得意な人達。反してリーマンは上司から言われたことを愚直に繰り返すだけのポンコツだからです」

「大正解」

 チンポウは案山子を抱き締める。

「そう、リーマンというのは言わば恵まれなかった、与えられなかった、選ばれなかった敗北者だ。恵まれ、与えられ、選ばれたクリエイターには遠く及ばない」

「そういうと、リーマンという職業を平日毎日漫然と熟す人達が馬鹿というか、ゴミみたいに思えますね」

「言い方は悪いが、まあ正解だな」

 案山子の問いを正しいとチンポウは首肯する。そう、例えばこういう小説も、書けない側にいるのがリーマン、クリエイターになれない人達なのだ。昨今ではリーマンをやりながらクリエイターを熟す人も多いが、その場合はクリエイターであると見做すべきだ。何故なら

「クリエイターの方が上、格好良いからな」

 そういうことだ。チンポウのまとめにこの議論の全てが詰まっている。俺達は格好良いからクリエイターをやっているんだ。楽しいからクリエイターをやっているんだ。生きているから。明日があるから。地球が回っているから。

クリエイター…

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