表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/13

ドアの向こうの異世界1

恭平が目を醒ますと、そこはただの森のようであった。

「どこだよ?ここ・・・」

恭平があたりを見渡していると、後ろの草むらからガサガサと大きな物音がした。

後ろを振り向くと、そこには狼のような、でも狼よりも禍々しく凶暴そうな生物が立っていた。

「ひいっ!」

恭平は腰が抜けて逃げることができなかった。

そして狼もどきが恭平に襲いかかってきた次の瞬間、

「ハアッッッッ!!」

と横から何かが狼もどきを吹き飛ばした。

「大丈夫か?アンタ!」

そこに居たのは、銀髪長髪の容姿端麗なイケメンの騎士であった。

「ええ。まあ。」

恭平のその返答を聞くやいなや、その騎士は

「そうかそれは良かった。」

とすごく美しく微笑んだのであった。

その笑みを見た瞬間、恭平はポ〜っとフリーズしてしまった。

だがその直後、「グルオゥ」という声とともに

吹き飛ばされた狼モドキが恭平と騎士に対して襲いかかってきた。

「危ない!!」

恭平は叫んだが、騎士は冷静に狼モドキの攻撃を避けて、そのまま

スパァァンと剣を用いて狼モドキの首を落としたのであった。

その姿をみて、恭平はぽかんとしていたが、騎士は恭平に近づいてきて一言、爆弾発言をぶち込んできた。

「大丈夫ですか?お嬢さん?」

「は?」

恭平は亜希子に似ているため、小さい頃はよく女の子に間違えられたし、零花に半強制的に女装させられたこともあった。

だが恭平は高校2年生では平均の170センチメートルである。絶対に間違えられることはない。間違いを訂正させるために

「あの俺、男ですよ?女じゃないです。」

と言ったところ、

「いや、その見た目で男は無理がありますよ。」

と返答された。

見た目?そう思って恭平が自分の身体を見てみると、服装はそのまま、家のパジャマである。

双丘があった。

恭平はもう一度確認する。

やっぱり双丘がある。

「ハァァァァァーーーーーー!」

恭平は悲鳴をあげた。

ようやく異世界に来た〜。あ、もしよかったら評価よろしくお願いいたします。(言ってみたいだけ)

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ