ドア1
「じゃあ、また明日ね。」
「ああ、じゃあな。」
零花と別れて、自宅に帰るために自転車に跨った恭平は自宅近くの公園でスマホゲームをプレイする中学生くらいの少年たちを見かけた。
その時、恭平の心の中に何か違和感を感じた。
(ん?なんだこれ?)
そう思った瞬間にその違和感は消えてしまった。
(気のせいか?)
そう思って、今のことを忘れて家に帰ろうとしたときに近くの家の壁に重厚そうなドアがついているのが見えた。
「これなんだ?こんなところにドアなんてあったか?」
そう不思議に思ったが、別に恭平は他人の家に侵入したいわけではないので別に恭平は気にしなかった。もしくは不気味なことを考えたくなかったのかもしれない。
そのドアを無視して、恭平は自宅へと帰宅した。
「ただいまー。」
「おかえり〜。おやつそこにおいてあるから食べていいよ〜。」
そうのんびり話すのは、恭平の母親の亜希子だ。ちなみに恭平は亜希子似だったりする。
「あれ?父さんは?」
「今日は仕事だって。」
「珍しいね。外で仕事なんて。」
恭平の父親である修は建築家であり、それなりに稼いでいる。だから恭平は大都会に住んでいるのだが。
「なんか現場見てくるって行っちゃった。」
「ふぅん。まあいいけど。ちょっと書斎にいるから何かあったら言って。」
そう言って恭平は自宅の書斎に籠もったのであった。
TSの部分もヤンデレ描写も書きたいけど、設定で追いつかない・・・