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死して尚、笑う。  作者: satoshi
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第一話⑭


「えぇ。それが何か?」


「一緒なんですよ。家に駆け込んできた男と。」


「そういうことですか。」


「私が、お話しできるのここまでです。」


「ご協力、感謝します。」


「市民として当然のことですよ。」


「では」そういって部屋を後にしようとした二人を、徳田は呼び止めた。


「シグルさん。『島木のオジキ』がたまには顔見せろってさ。

 伝言は、伝えましたよ。」


「そうですか、次期に顔を見せますと伝えてください。」


「頼みますよ。」


シグルは会釈ののち、ラウルとともに屋敷を出た。


「頭、、、

 何者なんですか?あの二人は。」


「ライダー、、、だよ。」


「あの、、、ですか?」


「奴らが出ばってくると、いいことなんてねぇんだけどな。」

そういって、徳田は奥に身を引いた。



二人は、車に乗り込む。

シグルは、車のキーを回すと、次の目的地に向けて、アクセルをゆっくりと踏んだ。


ラウルはおもむろに隣の運転席に目をやると、

「島木のオジキって誰よ?」


シグルは、タバコに火を付けると、

「古い知り合いだ。」

そう答えた後、口から煙を遊ぶようにして吐き出した。


「ふぅーん」

ラウルは、車の窓越しに空を眺めた。


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