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少女にゴミクズと言われて異世界入りしました!

意識が覚醒した。思考はできるが、何も視えない。ただそこにあるのは一面の黒、闇だった。

目が開いているのかすらも、さだかではなかった。

もしかしたら俺は一生このままなのか!

「ってデジャヴかよ!!」

目元に違和感を感じたからきっと目隠しでもされているのだろう。


「あ!おにーさん起きた!おはよ〜!」と目隠し外して言った。

するとおもむろにその目隠しを足に身につけ始めた。


ーー靴下だった。


「近くにロープとかなかったんだよね〜w

なに?ひょっとして発情しちゃったww?」


おいおい!お前はビッチjk美少女属性かよ、、、、、最高か!


さっきは目のダメージから明確には見えなかったがこいつの格好は色々ヤバい。

衣服はダボダボの制服で赤、青、黒と配色が混沌としている。

胸には蝶ネクタイ、謎の紋章、袖からは手が出ていなく、スカートは折り曲げられ、第1ボタンをはずすなど、風紀委員や先生に喧嘩を売っているとしか思えない着崩しっぷりだった。


それでいてちゃんと可愛いのがムカつく。


他には小さな帽子にピンクのリボン白いグローブに片方だけの靴下。片方だけ?


「おにーさん暴れないでね?まあその手じゃ無理だと思うけどw」

手を縛れていました。靴下で。。



今するべき質問を聞いてみた「お前は何者だ」

「だーかーらー私は赤鬼の烈火!あんたの罪を償わせるの!」

「罪を償う?」


「自殺も立派な殺人だし、地獄じゃ重罪だっつーの!」

そりゃそーだ。まぁ赤鬼だし灼熱地獄かな?


「あたしはあんたを裁かない、償わせるの」

「じゃあ具体的に何をさせるつもりなんだ?」


「後ろ見てみれば?」


後ろを見たらそこは闇、では無く光源である電球というわけでもなく


たくさんの()()()()()()()


巨大な門にの中にある空中に浮いている島に吸い込まれるような形で流れている。


それらはまるで天の川のような存在感を発していた。

現代において決して見れる事のない、幻想的な風景。


「うわっ!え?やばっすっご!」

俺は現代っ子特有の語彙力皆無な感想をしてしまう。


「これは今日、世界で()()した人の(たましい)だよ」

一切の感情がない冷徹な声でそう言った。


「世界では今約四十秒ごとに一人、すなわち八十万人の人々が自らの手で自らを殺した人。

あそこにいる(たましい)も、それを綺麗と思ったあなたも、、、ほんっっとゴミクズね!!」

目を細め、心底軽蔑したという顔で言ってきた。


俺は返す言葉がなかった。しかし、俺も言われっぱなしじゃつまらない。

「そんな事()()()()()


「、、、は?」


「俺はど〜〜〜しようもないゴミだ!ゴミクズだ!

理解してるから死んだんだ!!自覚しているから逃げたんだ!!!

()()()()()()をいちいち言うなよ!」

そう、開き直りだ。諦めだ。。


「だからあたしはあんたを()()()()()

理解しているから死なせない!!自覚してるから逃がさない!!そのためのあたしだ!!!」


さっきまでのヘラヘラしたオーラは何処へやら。やっぱりこいつは鬼だった。

「あたしはあんたに人を救わせる。生きる事諦めて、逃げようとしている人を救わせる。

人を助けてあんたも救う!!それがあたしの()()


、、、なるほど()()()()

これはいわゆる()()()()()とやらですか。

チート能力を貰い、人を助け、ハーレムを作る、()()()のアレですか。

やったぜ!!ありがとうどっかの神サマ!!


「これより、刑を執行するっ!!」と烈火が言うと、俺と烈火の足元に魔法陣が現れた!


「ああ!いいぜ!やってやるよ!人助け!!」


「「転送!!」」



ーーーおお、神サマよ。これから俺の異世界ハーレムラノベが始まりますっ!






今回は区切りが悪く、長くなってしまいましたが、残りの話はある程度考えてあるので、今週中には出せると思います。

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