第3話 〜剣士リョウマ登場〜
第3話 登場人物
・コウキ(17歳)
・ヨウム(17歳)
・ミリナ(15歳)
・シズエ(37歳)
・リョウマ(17歳)
ヨウムの親友 町で一番の剣の腕前を持つ
第3話
そして翌日の朝
コウキ「シズエさんおはようございます」
シズエ「ああ! コウキじゃないか。おはよう」
シズエ「体の調子はどうだい?」
コウキ「おかげ様でバッチリ回復しました」
シズエ「それは良かった^ - ^」
ヨウム「母さんおはよう」
ミリナ「お母さんおはよ〜」
シズエ「2人とも起きたね! じゃあご飯にしようか」
コウキ「ヨウム、ミリナおはよう!」
ヨウム「コウキおはよう〜 元気そうだな」
ミリナ「コウくんおはよ〜〜」
シズエ「ほらほら3人とも 顔洗ってきな!」
コウキ、ヨウム、ミリナ「はーい!」
そうして俺達は談笑しながら食事を囲った。
.....
食事を終え、ひと休みしたところで、
ヨウム「コウキそろそろ行くか?」
コウキ「おう! いつでも行ける」
シズエ「あんた達 気を付けて行くんだよ」
ヨウム「じゃあ母さん 行ってきます。」
コウキ「シズエさん 行ってきます!」
シズエ「行ってらっしゃい。 おいしいご飯作って待ってるからよ」
そうして俺達2人は町で一番の剣の腕前を持つと言われる人物に会いに行った
その道中.....
ヨウム「目的地に行く前にちょっと聞きたいんだがコウキって戦闘スタイル何で行くつもりなんだよ?」
コウキ「戦闘スタイルって何?」
ヨウム「あ、そっか! 説明してなかったか ごめん」
ヨウム「なるべく簡単に説明すると剣で主に戦う人をアタッカーと呼ぶんだ 今から会う人はこれに当たるな」
コウキ「ふむふむ!」
ヨウム「次に剣と魔法攻撃を駆使して戦う人をストライダー」
ヨウム「最後に魔法攻撃をメインで戦う人を魔術士と呼ぶんだ」
コウキ「なるほど! ありがとう」
ヨウム「お、そうしてる間に目的地に着いたな!」
ヨウム「さっきの会話を踏まえて稽古の中から自分に合ったスタイルを見つけていけば良いさ」
コウキ「そうだな」
と2人で会話をしていると目の前に目的の人物がいた
.....
彼の名前はリョウマ
町で一番の剣の腕前を持つと言われてる青年だ
ヨウム「おーい!リョウマ〜」
リョウマ「うん? お〜ヨウム〜〜 ひっさしぶりやな!」
ヨウム「おひさ!」
リョウマ「随分来てなかったじゃねえかw またお前とも戦いたいって思ってたのによ〜」
ヨウム「悪い悪い!家の手伝いとかあるから中々来れなかったよ」
リョウマ「ま、良いけどなw」
リョウマ「そういえばそっちの人は?」
ヨウム「あ〜〜 こいつはコウキだ」
コウキ「コウキです よろしく!」
リョウマ「リョウマだ こっちこそよろしくな」
ヨウム「リョウマ! こいつに稽古つけてやってくれ」
リョウマ「何でや!俺はこいつのことなんも知らんのに稽古つけなあかんのや」
ヨウム「コウキ説明してやれ」
コウキ「ほいほいほーい」
コウキ「リョウマさん!今から僕の言うことは信じられないかもしれませんが全て事実です」
コウキ「まず最初に僕は転生者と言うやつです」
リョウマ「転生者⁉︎」
コウキ「そうです 僕は向こうの世界で死んで気付いたらこっちの世界にいたんです」
コウキ「そしてヨウムのお母さんであるシズエさんに助けられたんだ」
リョウマ「ヨウムよ こいつが今言ったことは全て本当か?」
ヨウム「ああ 全部本当だよ」
リョウマ「そうか.....」
しばらくの沈黙が続いた
リョウマ「分かった!コウキとやら 俺が稽古をつけてやる」
リョウマ「初日は明日からだ!俺の稽古は厳しいからな 覚悟しとけよ‼︎」
コウキ「はい! よろしくお願いします」
そうして俺のこの世界に来て初の戦闘訓練が始まるのだった!