プロローグ1
なんか、暇潰しに書いてみましたので、気にくわなかったら読まなくて大丈夫です。と言いながらも、読んでもらいたいと考えてるツンデレ系の美少女JKです。(嘘)
山に登ってみた。
特にそれが趣味という訳でも、何か世界の存亡に関わる重要な任務を任された訳でも当然なく、登ってみた。僕が登校を行っている高校からチャリで5分の龍峯山へ。
時は夕暮れと昼の間に、いつも通り一人で帰ろうとしたらふと目についたのだ、それが。
山登りなんて今までしてこなかったのに(したことがない)何故か登ってみたくなったのだ。
別に時々無性に奇行がしたくなるような性格ではなかったのに、まぁ今回が最初であるという可能性は捨てきれないのだが。うーん、悩むな。いや嘘。全く悩んでいない。
それはそうと、本当に唐突に登りたくなってしまったんだ、許してくれ神よ。そして読者よ(何を言ってるんだ俺は)
特にハニートラップや、重い荷物を持った老婆や、ハニートラップや、不良に絡まれている美少女や、ハニートラップや、コンドルなどに遭遇することもなく無事に到着。方角がわかれば大体行きたいところに着くことが出来るのが僕が住んでいる田舎の長所であり短所だ。
特にフェンスとかもなく、ただコンクリートと土の境界線を伝って進んでいたら入り口らしき道を発見。自転車を停める場所もなかった為、入り口前の道路の脇に停める。(二重ロックは当然かける)
そしていざ登山開始だ。といっても綺麗に舗装されており、手ぶらでも全然大丈夫だ(登山家やそれに近い人には申し訳ない)。
今は冬の為、虫などに気をとられる必要はない。そして今日はそこまで寒くもない。絶好の登山日和だ。
さて、登り初めは階段だ。そこまで使われていないのか、雑草の天国である。しかし、別に歩きにくいという程でも、、、あった。早くも下山を始めようかと結構本気で悩む、登山開始16秒経過だった。
しかし、学校指定のローファーで歩くのはあまり楽ではない。他にも学校指定の学生服なのもあまり楽ではない。またまた下山したくなってきたが、我慢だ。そう我慢だ。何事にも我慢というものが大事である。
そんなことで登山開始15分が経過した。ちなみに時間はスマフォでわかる。文明の利器万々歳だ。だがしかし、右上にある電池残量は残り5%を切って真っ赤に染まっている。またしても下山理由が増えてしまった。
そして疲れた。特に部活に入って日夜無意味に汗水流して体力作りや青春作りに励んではいないためもう限界近かった。多分ローファーであることも僕の貴重な体力を削る一因だ。
早くも登山し始めたことに後悔をしてきた。なんでこんなことしたんだろう。思い出してみよう·······特に理由はなかったんだ。はぁ
そして5分が経過した。ふと気になって後ろを振り向いてみた。さぞかし美しい下界が僕の眼下に広がっていることだろう。
特に何もなかった。少し高くなったね、感動はした?達成感は?あるわけがない。この僕の登るスピードではまだまだ感動と達成感を味わえるほど登れてはいない。さて、また前を向いて足を動かしてみようかな。と思ったら太ももをつってしまった。
ぁああん
と、なんとも情けない言葉とともにその場に倒れ付した。 嘘です、しゃがみました。別につることなんて三日に一回は起こることだし、そこまで僕にオーバーリアクションを求めるのは酷というものだ。じっとしていたら、すぐになおった。またまた下山したくなった。それでも登山をやめないというのは、若さゆえなのか、それとも結構根性あるやつだったのか!?と、自分の新しい一面を見れてなんともいえない興奮を感じた。
よし、このまま頂きまで目指そうではないか!!!
そうして歩き出したものの、体力というのは気力とは関係なく否応にも僕の気力を削ってくる。よし、何かしながら登ろうではないか!!
歌おうかな、スキップしようかな(却下)、笑おうかな、妄想しようかな、
よし、歌を唄おう。と、意気込んでみたがどうにも周りに人がいないとわかっていてもなかなか声を出すのに抵抗がある16歳。
よし、じゃ鼻歌だ。曲はそうだな、あれがいい
そして、好きなアニメのオープニングのイントロをかなで始めた、オタクな16歳。
あ、これは結構気が紛れていいな。
しかし、途中で曲がわからず同じところをループし始めたがころからさっきつった太ももが痛くなってきた。
よし、一旦休もうと思いその場の階段に腰かけた。一瞬制服のズボンが汚れると思ったが、そんな甘さは疲れという抗えきれない欲求に瞬殺された。
さっきよりは高くなったな。
次回、急展開
やべ、前書きに後書きみたいなの書いちまった。まいっか。
更新は気まぐれです。でも構想は練りまくってます(大体は授業中に)
あと、
べ、別に読んでくれって頼んでないんだからね!!べ、別に読んでのコメントなんし欲しくないんだからね!!!