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Realize

僕は孤独だ。家族はいない。昔はいたがどこにいるのかわからない。

あれは僕が小学三年生の頃だ。僕が学校から帰るとキャッシュカードとその暗証番号が書かれた紙が置かれていた。なんのことだろうと思いながらも両親を待った。しかし帰ってこなかった。それから僕は一人で暮らしている。なぜいままでいきてるかって?それはキャッシュカードに億単位のお金が入っていたからだ。僕は何度も自殺を考えた。学校でも上辺だけの付き合いだった。いじめられているわけではない。ただ単調な生活に飽きただけだ。

僕は中学生になっても当時の夢をたまに見る事があった。その時ふと思った事がある。何も言わずただお金だけ置いて行くという事は両親は僕が一人になる事を知っていたんではないかと。そんなことを思いつつも平凡な毎日を送っていた。


高校生になる頃には心の傷も癒えてきて友達とマクドに寄ったりカラオケに寄ったりといった生活をしていた。久しぶりに楽しいと思えるようになった。おそらくあの事件後初めて思ったことだろう。そんな毎日を送れるようになったやさきの出来事だ。夜アイスを買うためコンビニに行く途中見てしまったのだ、殺人現場を。犯人の顔も被害者の顔もはっきりと見えた。犯人は内閣総理大臣の大橋だ。そして殺されているのは内閣否定派の頭とも言われている国木田だった。僕は一目散に警察署に走った。そして、今この目でみたことを伝えた。警察官は半信半疑だったが僕の目を見るなりついてきてくれた。しかし現場には何も無かった。犯人の姿も被害者もそして痕跡すらなかった。警察官は僕を睨み、そして帰って行った。翌日のニュースを見て僕は目を疑った。国木田氏失踪と書かれていたのだ。そんなはずはない、確かに見たのだ殺されているのを。そして僕は失踪という文字を見てあの事件を思い出した。もしかしたら、でもそんなはずはないよなと心を落ち着かせた。

このような駄文を読んでいただき有難うございます。初投稿ということで少し緊張気味です。また続きも頑張りたいと思うのでよろしくお願いします。

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