表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
詐欺師  作者: 雪乃
5/7

me

わたしは普通ではないと思う。

普通の人が喜ぶことで喜べない。

普通の人が悲しむことで悲しめない。

普通の人が怒るとこで怒れない。

なのに変なところで喜んで悲しんで怒る。

人に嫌われれば喜んで、人に好かれれば悲しんで、

人に嘘がバレれば怒る。

そんなの普通とは言えない。


みんなは人に好かれたいと思っている。

そうじゃなくても嫌われたくはないと思っている。わたしは人に好かれたくないと思っている。

わたしは人に嫌われたいと思っている。


こうなったのはいつからだっけ、?

嘘しか付けなくなったのはいつからだっけ、?


たしかあれはそう6年前の今頃。普通の人になりたいって思って、周りから異端だと思われたくなくて。

あの時はまだ人に好かれたかった。まだ嫌われたくなかった。でも、そうやって八方美人の嘘で固めているうちになんにも分からなくなった。

そしてひとつの出来事があってからはいっそ全部バレて嫌われた方が楽なんじゃないかって思い始めた。親しくなりすぎたら離れる、好きになったら離れる。そうした方が楽なんじゃないかって。だから決めた。自分の中に約束を作った。


わたしがわたしであるために。

ここまで読んで頂き誠にありがとうございます。

感想やレビューもお待ちしております。

それでは次話もよろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ