表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
詐欺師  作者: 雪乃
4/7

大嫌い

嘘も恋も見透かされて困っちゃうなぁ、

バレちゃいけないのに、見透かされないように頑張ってるのに。


好きになっちゃった。ごめんね、離れるから許してね。

好きになっちゃった。ごめんね、もう会うことは無いね

離れるのは嫌だし悲しいけど頑張るよ、

いままでごめんね。ありがとう。幸せに生きてね。




好きになったら離れる。それはあの日からずっと続くわたしの中の決まり事。嘘つきなわたしに愛される資格はないから。嘘つきなわたしを愛すのは時間の無駄だから。愛しちゃいけないし愛されちゃいけない。わたしには普通を享受する資格はない。


1月16日。わたしが罪を犯した日。わたしが人に恋をした日。

2020年。わたしが罪を犯した日。わたしが初めて嘘をついた日。

毒を食らわば皿まで。もう後には引けなくなった日。


その日からわたしは人形だ。ほんとを見せない作り上げられた人形だ。 わたしが人の形を保つ限りわたしの嘘はバレちゃいけないんだ。それがわたしが自分にした約束。破ってはいけない大切な大切な約束。


だから最後は盛大な嘘と共に。大嫌いなんていう最大の愛情と共に。世紀の大犯罪者になって。一生分の好きとさよならを。相手からはすぐに消えてしまうような一言を。


大嫌いだ。さようなら。

ここまで読んで頂き誠にありがとうございます。今回のお話はわたしが歌詞を書く時にその元として作ったものでした。お気に召していただけたら幸いです。次回もよろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ