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蠱毒
元からひとりであればそれは孤独ではないでしょう?その理屈を突き通す。孤独だと思いたくないから。
孤独な蠱毒は猛毒となりてひと覆う影となる
自身を害し他人を害し仮死へと誘う
巫蠱を飲み込み、酸いも甘いも消し去ろう
わたしはひと。わたしは人形。わたしはなに?
いらないなら要らないと言って欲しかったなぁ、そうすればわたしは壊れて逝けるのに。
あなたがわたしを必要としてくれたら生きていける。あなたがわたしに生きてと言ったから生きていた。なのにわたしひとり置いて離れていくなんてなにしてくれてんの。
あなたが私にいった言葉今も忘れず覚えている。
あなたが私にしてくれた事が頭から離れない。
なんでよ。なんで、、
生きていた。生きていたのに。逝きたかった。生きていたのに。
あなたがいなくなってしまったから。最後のひとりがいなくなってしまったから。わたしは今も一人残った蠱毒の中でわたし自身を呪い続けている。
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