13/16
遺書
こんな世界で元気に精一杯生きろなんて残酷なことを言う人は皆居なくなってしまえばいい。
わたしがどれだけ自分を賭けて大切にしても人はみな離れていく、その原因はどこにあったのか。わたしの努力が足りなかった?それとも自分を犠牲にしすぎた?
みな私に愛を持っていなかったのか?いや持っていたのかもしれないがそれは最初だけだったのだろう。
最近できた彼女はこれまでと比べてわたしには勿体ないくらいだった。でも、ひとつの理由と一緒に別れた。離れた。
わたしは幸せを求めるべきではなかったのか?ひとり孤独に生き死んでいればこのような無様な終わりは迎えなかったのかもしれない。自殺などというあまりにも無様で情けない終わり方は。
友人だろうが恋人だろうが一緒に過ごす時間はたしかに幸せだった。だったけど、その時間が長く濃くあるほど離れていってしまった時の喪失感は強くなる。それがわたしには到底耐え難いんだ。
だから遺書を書いた。消しては書いて消しては書いて。生きることを諦めた。私の生はもう消えた。
ここまで読んで頂きありがとうごさまいます。
次話もよろしくお願いします。




