日本人視点からのオタク文化論 ヒーロー各論 第4章
今日も今日とて駄文書き。日々面白いことや楽しいことを求めています。
今や世界に広がる日本のヲタク文化ですが、この発展には日本特有の宗教や思想、歴史、言語、倫理観が大きく関わっております。この度はそういった視点から ヲタク文化 を考えてみました。出来る限り硬くない内容にしたいと思っておりますデス。
よろしければごゆるりと。
本編は tarutaruさん本日のオススメ なろう版 です。よろしければ覗きに来てください。
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はいどうも~。
この梅雨空にうんざりとする今日この頃、
皆さんいかがお過ごしでしょうか。
最近は天候も不順で湿気も多く鬱々とした気分ですね。そんな気分が日本のヒーローに襲い掛かって来た訳ですよ。というのは前回書きましたバランス調整による主人公の弱体化によってです。
では主人公が弱体化して起こったことは何か。それは鬱展開ってヤツですよ。確かに落ちた底が深いほどそれを乗り切った時の達成感やカタルシスは大きくなります。ですが、そこに行くまでの展開で心が折れてしまいます。
このような風潮に反して大きく流行り出したのが なろう のようなネット小説でした。手軽に読めるという利点を持っていたため、どんな場所でもどんな場面でも読むのを中断してしまうという側面があります。
そこで求められたのがストレスフリーなストーリー展開でした。そこまで主人公の環境に共感したり、感情移入しなくてもザックリ読める無双展開。一回りして時代が求める物語がひと昔前の時代劇のような展開へと回帰しました。
その為にヒーローたる主人公はチート能力を持ってどんな敵もぶっ飛ばしていく最強主人公が日本に帰ってきました。味付けとして役立たずと言われて追放されたり最低身分出身、果ては最弱種族に生まれたりと不安要素を加味しても結局すぐに最強能力に目覚める。
しかも基礎能力では無くてチート能力という必殺技で最強になっている所が非常に日本人っぽいって感じますね。ともかく、このような変転を重ねて日本のヒーローの強さ設定が上下してきたんじゃぁないでしょうか。
ちなみにネット小説界隈で最近よく言われる ネット小説がマンネリだ~マンネリだ議論 ですが、そもそも日本人はマンネリが大好きな民族です。皆さんも王道と言われるくらいの次のマンネリを探してみてはいかがでしょうか。
ということでヒーローの条件に関する ヒーロー各論 を続けてまいりましたが、いかがでしたでしょうか。一通りの落ちが尽きましたので今回で ヒーロー各論 を一旦示させていただきたいと思います。
それにしても日本のヒーローには必殺技がどうしても切り離せないことも書いて参りました。又機会があれば 必殺技各論 を開きたいと思う次第であります。
あと、もしよろしければ本編の tarutaruさん本日のオススメ なろう版 に覗きに来てください。本編にその他のお話なんかも御座います。
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今回はこの辺で。でわでわ~。
お読みいただき、ありがとうございました!
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