日本人視点からのオタク文化論 キャラクター総論 デフォルメキャラクター各論 第4章
今日も今日とて駄文書き。日々面白いことや楽しいことを求めています。
今や世界に広がる日本のヲタク文化ですが、この発展には日本特有の宗教や思想、歴史、言語、倫理観が大きく関わっております。この度はそういった視点から ヲタク文化 を考えてみました。出来る限り硬くない内容にしたいと思っておりますデス。
よろしければごゆるりと。
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はいどうも~。
おっちゃんの幼少のみぎりのお小遣いは1日50円だったんですよ~、と多かったのは少なかったのか判断がつかない今日この頃、
皆さんいかがお過ごしでしょうか。
小さい子供の頃のお小遣いって少ないもので、少ない金額でいかに楽しめるかが非常に重要でした。そんな子供の心を惹きつけるお店と言えば駄菓子屋です。駄菓子屋にはガムくじ、ライダースナック、モロッコヨーグルと魅力あふれる商品が多数ありました。
食べ物以外でも銀玉鉄砲やけむりが出るシート、蛍光スーパーボール等々。そんな遊び道具中でも大きな位置を占めていたのがガチャポンでした。地域やメーカーによって呼び名は変わると思いますがガチャガチャ、ガチャゴロなんて言えばお分かりでしょうか。
今考えると子供でも騙せんわい!といった酷い出来の物が多かったにもかかわらず、夢中でやっていましたねぇ。って騙されとるやないか~い!そんな中でもヒット商品がありまして、最初はスーパーカー消しゴムでしたでしょうか。
塩化ビニールで出来たミニチュアで消しゴムと呼ばれていても字は消せませんでしたが。それが契機となって後のウルトラマン消しゴムやキン肉マン消しゴム、いわゆるキン消しが大ヒットしました。
面倒なので塩ビ人形でこれ以降は統一しますが、カプセルの中に3体くらい入っており、その関係から大きさが3~4cmくらいでした。ウルトラマンのは怪獣の塩ビ人形が主体でしたが、そんな大きさでちゃんと再現できるわけも無し。
かと言ってなんじゃこりゃ?といった酷さも無い言うなれば中途半端な出来でした。要は劣化した表現によるデフォルメだったんです。ですが、何と言うかそこに味がある、趣があるという感じがあり、大ヒットしました。
キン消しは1983年から発売され、大ヒットして技術も上がったせいかドンドンと新たなシリーズが発売され、デザインも洗練されたデフォルメになってきました。チョロQ が1980年に発売だったんでこの塩ビ人形が デフォルメ玩具 = ガチャポン の図式を作りました。
ようやくデフォルメキャラクターの話に戻ってきましたが、世間のデフォルメキャラ認知も熟し、満を持して1985年に SDガンダム が発売されます。そこで皆さんは覚えておられますでしょうか、SDガンダム の正式名称を。
そうです、ガチャポン戦士SDガンダム です。最初は塩ビ人形で スーパーデフォルメガンダムワールド と銘打ち発売されました。この大ヒットから前回書いた 佐藤元 氏のパロディー漫画などによる数多くの関連商品展開によりデフォルメキャラクターは一般的な表現として普及したのです。
もうここに至れば後は勝手に広まり、今やヲタクの求めるキャラクター商品はデフォルメキャラ無しでは始まらない程になっております。これ程愛されるのも理由があってこそだと思います。皆さんも愛を持ってこのエッセイに★5で評価してみてはいかがでしょうか。
その後、おっちゃんは小学生になり、ひと月のお小遣いが1000円になりました。一度に高額のお金を貰って浮かれていましたが、1日50円だった頃より500円も減額されたことに気づいたのは2月後でした。大人って汚い!
ということでデフォルメキャラの成り立ちから世に広まるまでのお話を纏めてみましたがいかがだったでしょうか。日本人視点からのオタク総論 デフォルメキャラ各論 これにて締めさせて頂きます。
気が向いたら今度は魔法関連かキャラクター付けに関するお話でも描こうかと思います。
あと、もしよろしければ本編の tarutaruさん本日のオススメ なろう版 に覗きに来てください。本編にその他のお話なんかも御座います。
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今回はこの辺で。でわでわ~。
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