関話覇帝の目覚め~龍、悪魔(魔族)サイド~
次話投稿遅くなってすみません!!
関話覇帝の目覚め~龍、悪魔(魔族)サイド~
龍界
その日も龍帝は退屈していた。
龍帝含む五体の帝級存在は寿命がないためである。そのため頂上存在の概念を通した存在そのものを消し飛ばすレベルの攻撃でなければ死ぬことはない。それ故に龍帝はただ怠惰に、傲慢にその日を過ごしていた。
「アアアアアアアアアアアアアアアアアア暇だああああああああああああああああああああああああああああ」
その龍帝の咆哮だけで下位龍の5割が死んだ。しかし龍帝は気にしない、なぜなら延々と自動的に下位龍は湧くからである。
「ほんとに刺激がないな今日も。どこかの血気盛んな龍族が反乱起こしたりしないかな~~~~。
いっそ魔界か人界に侵攻しちゃう?
でもなあ~人帝に覚醒されると逆に侵攻されるかもなあ~。いやそれも面白いか。でも不可侵条約を覇帝様の時代にむすんだしなあ~」
飾り付けられた豪華な王の間でただ一人自身の楽しみを考える龍帝。
しかし・・・
ドンッッッッッッッッッッッッッッッ
原因不明の強大な重圧が龍帝の体を襲った。
な、なんなんだこれはこの僕がここまでの威圧を受けるだと!?在り得ない!!
くくく、これほどまで威圧を受けたのはあの方のみ!!そうか戻られたのか!!
混沌の時代が始まるぞ!!
ピロン!
なんだ?こんな時に。ああ神帝か。
ふむ、なになに?先ほどの威圧感の発生源を殺せ!?
ふざけるな・・・・ふざけるな!!
この僕にあの方を殺せだと!?滅ぼす、神帝を滅ぼす。いっそ神界も滅ぼしてしまおう。
あの方の覇道を邪魔せぬように・・・・。
魔界
魔帝は今日も自身の城で嗤う。
人の愚かな姿を見て・・
「クハハハハハ、面白い。やはり神帝と組んで人を支配したのは正解だったな。
今日おそらく神帝がわざとスキルを与えなかった奴は見事なほどの手のひら返しで追放されたぞ。
あの方亡き今刺激が何分少ないからな・・・
よし、人界の映像はスクリーンショットを永続的にとれるよう設定しておこう仕事中気になってしょうがないからな。
さてさて、地獄の仕事タイムだあ~↓いやだああああああああああああああ!ずっとぐうたらしていたあああああああああい!!
「陛下、仕事は義務です。それに仕事をしないままではいずれアクセス権限がどんどん弱まりますよ。そうなると人界を見れなくなります。」
「そ、そんなああああああああああああ」
「さあお仕事の時間ですし行きますよ。」
いやだあああああああああああああああああああああああああああああああああ
・・・
そして魔帝は仕事を全力で終わらせ再び地上を見ていた。
そして・・・
ドンッッッッッッッッッッ
ぐあああああああああああああああああああ
お、重い押しつぶされる。
この感覚覇帝の時以来だいや覇帝陛下と呼ぶべきか。
ついに復活されたのだ。
また、あの方の下で仕えることができる。
ピロン!
なんだ?神帝からか珍しいな?フム先ほどの重圧を発生させた人物を殺せか、うん、出撃これで配下の仕えねー奴らの訓練になるというもの。そしてそろそろ神帝から地上監視の権限を奪取したいからな。あの方と戦えば神帝といい勝負ができるようになるだろう。
そして、魔帝は全軍の半分という膨大な人材を派遣し神帝討伐をもくろむのだった。
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