第一話裏切りと追放
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第一話裏切りと追放
俺はルヴァス
15歳だ。
この世界では誰もが15歳の誕生日に自身だけの固有スキルを神よりいただく。
人生の進む道がおおよそ決まる日ということにもなる。
もちろんスキルがよければ一夜でに大金持ちになることも不可能ではない。
「おーいルヴァー」
「おお、ラグナ」
こいつは、俺の幼馴染のラグナ。
小さいころからこいつは力が強くたまに戦ってボコボコにされたこともあった。
「おっ、ルヴァも能力の儀に行くのか」
「ああ」
「お互いどんなスキルがもらえるか楽しみだな」
~神殿~
「それでは、能力の儀を行います」
司祭のその一声で儀式が始まった。
神像に向かって願うポーズをとると神像が銀色に光り輝き全員の体が発光した。
「それでは鑑定の儀を始めます」
「・・・・・」
「・・・・」
・・・・・・・・
さてラグナの番が来たな。
「klvjzkljvzjnvnzmnzvnz」
「おお、これは!!」
「ん?どうかしたのかおっさん?」
「あなたのスキルは・・・・剣魔帝です」
「け、剣魔帝だって!?」
剣魔帝!?数百年に一人の割合で生まれるという伝説のレアスキルじゃないか。
極めれば一発で国が消し飛ぶ極魔法を剣に込め世界を切ると言われる最強スキル。
誰もがその名前を知っているため開いた口が塞がらないようだ。
「あ、ラグナ君で知ったっけ?こちらにどうぞ」
そう司祭にいわれラグナは奥の部屋に連れていかれた。
「さて、儀を続けます」
司祭は何事もなかったようにつづけた。
ついに俺の番が来た。
「klvjzkljvzjnvnzmnzvnz」
「あなたのスキルは・・・・・・は?」
「ざけんなあああああああああああああああああああああああああ」
急に司祭がブチ切れた。
「あ、あの僕のスキルは?」
「は?スキルなしのごみがこの私に向かってしゃべるなど無礼だ。分をわきまえろ分を‼!」
司祭のその一言ですべてが分かった。
ああ、俺にはスキルがなかったんだな。
だからこんなにみじめな人生を今まd
「ふん、汚らわしい無能力者めがこんな奴は追放だ追放」
「は?」
そ、そんなみじめでも頑張って生きていこうと思っていた矢先にこんな。
「そ、それはやりすぎでは?」
「はん!無能力者など国にはいらん普通斬首のと所を生かしてやっているだけでもありがたく思え。」
ざわざわ
「なあ、あいつ無能力らしいぜ」
「うわ雑っ魚wwww」
今、人間の本性が垣間見えたようだ。人は自分より下のやつと認識した瞬間自分の立場を固めようとする。
〘悪魔だ〙
「はは、全員死んでしまえばいい」
そこから先のこと話あまり覚えていない。
気が付いたら森の中にいた。
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