トロイの木馬
木馬をめぐって、パリスとカサンドラがもめていると神官ラオコオンが割って入る。
神官ラオコオン:「確かにこれは神への贈り物かも知れませんが城に入れるのは・・・」
その時、突如、海から巨大なヘビが現れ神官ラオコオンを飲み込んだ。
あまりの突然の出来事に、兵士たちはなすすべもなく、剣の柄に手をあてるだけ精一杯だった。
そして、神官ラオコオンを飲み込んだヘビは、すぐさま海に戻っていった。
海神ポセイドン:「よくやった、ここで計画を壊されるわけにはいかんからな」
ポセイドンはギリシャ側の味方だった。
トロイアの城壁作りに手を貸したポセイドンだったが、その報酬を当時の王ラオメドン(プリアモス王の父)が支払わなかったのだ。
パリス:「なんだったんだ今の海ヘビは・・・」
トロイア兵:「・・・きっと贈り物を疑った神官様にバチがあたったのでしょう」
城への持ち込みを反対された兵士が言った。
予言者カサンドラ:「違うわ!この木馬は危険なものよ!」
だが、予言者カサンドラの声を聴くものはいなかった。
カサンドラにはアポロンの呪いがかかっているのだ。
・・・予言はできるが信じる者はいない呪い・・・
こうして木馬は場内に持ち込まれた。
その日の夜、トロイアでは盛大な勝利の宴が開かれた。
宴が終わり、人々が寝静まったころ、木馬の中から次々とギリシャ兵が出てくる。
ギリシャ兵は寝込んでいる人々を襲い、騒ぎが大きくなった頃には、
トロイア中にギリシャ兵がなだれ込んできた。
トロイア兵も応戦を始めたが、わずかな抵抗で終わった。
混乱するトロイアの中で、メネラオスはヘレネを見つける。
メネラオスは自分を裏切りパリスと駆け落ちしたヘレネを殺すつもりでいたが、
いざヘレネを前にすると、殺すことができず、ヘレネをギリシャへ連れて帰ることにした。
パリスは、トロイア兵の矢にいられ命を落とした。
プリアモス王はアキレスの息子ネオプトレモスに殺された。
ネオプトレモスはアキレスの死後、新たなシンボルとしてトロイア戦争に招かれていたのだ。
ネオプトレモスはヘクトルの妻だったアンドロマケを妾とし連れ帰った。
そして、イピロスに赴き、エペロイス王家の開祖となる。
このエペロイス家の血筋からアレクサンドロス大王が生まれる。
アイネアスはトロイアからの脱出に成功しイタリアへわたった。
後に、アイネアスの子孫とオデュッセウスの子孫がローマ帝国を建国する。
総大将アガメムノンは予言者カサンドラをギリシャに連れ帰った。
だが、アガメムノンが帰還すると、妻クリュタイムネストラとアイギストスによって殺された。




