-7日
とりあえず昨日調べないといけないこと、質問したいことは纏めたよね
「・・・ママおはよー」
「おはよう美結ちゃん」
「きょう、ほいくえんおやすみ?」
「保育園お休みだよ」
まず異世界へ行く方法だよね、セオリーなのはトラックにとか召喚されてーだけどこっちではどういう扱いになるのか
死亡扱いなのか疾走なのかでこちらがとる手続きがどおなるのか
異世界化ということだからモンスターなどの危険生物がいるのかどうか
「ママ、あさごはん?」
「朝ごはんだねー、なに食べたい?」
「サンドイッチ!!」
「はーい、すぐ作るからね」
「サンドイッチ!!サンドイッチ!!」
かわいい・・・
子供はスキルをまだ取得できないからどこまで守りを固められるか
小説によくあるスタンビートとか戦争とかある程度の未来も教えてもらえるのかとか
「はい、サンドイッチできたよ」
「ママ!おいしいね!」
「良かった」
「たべたね、えらいねーは?」
「偉いね!」
とりあえず美結ちゃんが寝てからにしようか
この後は子供と遊んでお昼ご飯を食べてからお昼寝をさせる
「ステータス」
えーと質問は・・・・あった
―ただ今問い合わせております。少々お待ちくださいませ。
―担当神と繋がりましたのでそちらに向かいます。
は?
【はーい、担当神の※※※です♪ご質問承りまっす♪】
え?どこからってか名前よく聞こえな…ノリ軽っ
【染谷雪野さーん?戻ってきてくださーい】
「私の名前・・・」
【神様ですから知ってますよー、ちなみに私の名前は皆さんでは発音できないので、貴方達の言葉で言うなら命様とでも読んでください♪】
「・・・」
【えっとー、質問内容は・・・はいはい、異世界への渡り方ですね。あらーご主人が向こうに行っちゃうんですね】
「!?私まだ、何も・・・」
【これでも神様ですからねー?】
【この度は異世界へ行く人は皆突如表れたはぐれドラゴンに殺されたことになります。まぁこちらでのトラ転みたいな感じです。その後きちんとドラゴンは討伐されますのでご安心ください】
【さらにスタート時は葬儀、四十九日、法的手続き全て終えた状態から始まりますので皆さんにしてもらうことはありません♪
また、残された遺族の方には補償金が出ます】
【危険生物…モンスターは先述の通り存在します。但し普通は資源であるダンジョンのみに生息し例外であるはぐれ以外には気を付けなくても、まぁ大丈夫です】
【お子様にはある程度の加護はありますが完全に守られているわけではありません。付与魔法や加護を付けることはできます。
但しコピペやカット&ペーストにてスキルを直接お子様に付けることはできません】
【スタンビートや戦争に関してはまだなんとも言えません。
このように別世界の神々が直接改編などの関与をすることは初めてでどのような事が起きるかはある程度の予測はできますが確定はできません】
【複数の未来が予測されるので確かにスタンビートや戦争が起こる未来もあります。確定を知るにはアカシックレコードを常にチェックしないとわかりません】
「いやいやいや、ちょっとまっ・・・一気過ぎ・・・アカシックレコード?」
見れるの?
【結論から言うと見れるよー、但しただの人間が見ようとすれば脳ミソバーン!!だけど】
「ひっ」
【それで、ここからは交渉】
「交渉?」
【そう、神って2種類に別れるの。1つは名前を持たない唯一神である主様
もう1つは私達有名神】
【主様は信仰心無しに存在できる1柱、でも私達は生物の信仰心がないと存在できない。まぁそのせいで今回の事が起きた訳だけど】
「地球には神様が多すぎる?」
【正解!それも人から産み出されたり人から神になったり創成に関わってないのに信仰されてたりするから他からはクレーム有り
私達は信仰心と主様からの神力で世界を廻すの、自分の管理する世界が存在するように】
【でもここ数千年地球の神々は地球に神力を廻してない。それなのに技術だけ発展するから資源が枯渇したり将来的に世界が破滅しそうになったり】
【貴方達の世界は数有る世界の中でも数少ない科学発展に進んだ世界、しかも科学意外のものにも富んでいた私達にとっても貴重な存在なの】
【この世界を参考に神託を降したりしていた神もいるわ。発想力では神は人には勝てないのよ】
【だから無くなると困るの、そこで今回見直しがあり大量のリストラとなりました】
「リストラなの・・・それと交渉が関係あるんですか?」
【そ、今回の改編で神は全部で12柱のみと潜在的に植え付ける予定。でも本当に信仰が昔からあったわけではないから、こうして交渉を持ちかけてるの。貴方のお願い叶えるから眷属になってって】
何か怖いこと言わなかった?この神様
【貴方が眷属になってくれるのなら、貴方に加護を与えてアカシックレコードの閲覧件も与えるよ。さらに貴方のお子様に私の加護を与えます。私の加護が付くと寿命と病気意外で死ぬことはありません!】
「その見返りは?」
【1日一回はお祈りをしてくれること】
「え?そんなのでいいんですか?!」
「時々お供えしてくれるとなおよし!」
こうして私は神様である命様の眷属になることを選んだ。