表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

地球最後の日に。

作者: 枸杞(くこ)

「聞いた?今日で地球滅亡だって」

「あなた本当に信じてるの?数百年前のなんとかの預言だったかしら?」

「……なんだよ。信じてみてみようよ。今日はそのつもりで生きようと思ってる。その方が楽しい。君は何がしたい?答えてよ」

「はぁ……そうね。最後の日なら駅前のラーメンが食べたいわ」

「ははっなるほど。本当に君らしいね」

「……いちいち癪に障る言い方をするわね。あなたは何がしたいのよ」

「僕?僕はね今まで言えなかったことを言っていこうと思ってて。それで一番最初に君のところに来たってわけ」

「あら?それは光栄ね。それで何が言いたくて来たの?」

「いやなに、すぐに終わることだよ。だからこそ言えなかったというところはあるんだけれど」

「長ったらしいご託は結構。今日は地球滅亡の日なんでしょ?時間は貴重よ早く言って頂戴」

「ふふっ冷たいねそれじゃあ遠慮なく。『好きです。今日一日だけ一緒にいてください』」

「いやよ」

「ははっやっぱり。そう言うと思った」

「……………………今日一日だけは嫌よ」

「そう言うとも思った」

「あなた本当に腹立つわね」

「ふふっ嬉しいね。さぁラーメンを食べに行こう」


最後まで読んで頂きありがとうございました。「聞いた?地球最後の日だって」というセリフを聞いて書きました。いつかまた書き直し出来たら良いなと思いながらも投稿しました。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ