黒鳥牡丹ちゃんと僕
大分遅れてすいません
次は早く書けるといいなぁ
入学式の次の日、その日は土曜日で学校が休みだったから僕は牡丹に会いに行くことにした。
なんで牡丹が学校にいるのか聞かないとね。
僕は神社に向かった。
「牡丹〜いる?」
神社に着いてすぐ僕は牡丹を読んだ。
すると、神社の裏から黒鳥さんが出てきた。
「あら?楓さんでしたよね?私に何かようですか?」
「牡丹、その変な喋り方やめてよ?」
「変とは酷いですね…。私たち昨日が初対面の筈ですよ?」
黒鳥さんは困った顔で言った。
え?どういうこと?黒鳥さんは牡丹(狐)じゃないの?
僕が驚きで狼狽えていると、黒鳥さんは急に笑い出した。
「ふふっ、あははははっ!」
「どうしたの黒鳥さん?」
「いや、あまりにお主の反応が面白いので、ついな」
急な黒鳥さんの豹変で僕は軽く混乱していた。
「牡丹なの?黒鳥さんじゃなくて?」
「ふふふ、黒鳥牡丹は妾じゃよ」
「もしかして牡丹…」
「楓の反応が見たくて一芝居うっておった」
また牡丹にやられた…。
さっき、なんか本当に申し訳なくなった気持ちを返してよ!
「まあまあ、細かいことはきにするな」
「気にするよぉ〜」
「さて、ここに来たということは何か聞きたいことがあるのじゃろ?」
忘れるとこだった!
「そうだった。なんで牡丹普通に新入生になってるの?」
「おぬしの側は退屈せんのでな。あと、おぬしの眷属化の際に不備があってのぅ。幻術が簡単に解けるくらい弱いんじゃよ。それを補うために学校に通っておったんじゃ。」
「不備ってなんで?」
僕がそう聞くと牡丹は目をそらしながら
「ちょっと、はしゃぎすぎたのじゃ…」
と落ち込んだように言った。
「まあ、妾が側にいれば幻術はよほどのことがない限り解けることはないから安心するといい。」
牡丹は胸を張った。
「ふーん、そうなんだ。じゃあ安心だね。」
「そうじゃな。そろそろ暗くなってきたの。楓、そろそろ帰ったほうが良いんじゃないかの?」
「そうだね。そろそろ帰るよ」
「ではな、また学校でな。あと学校ではさっきのような感じじゃからな?」
「うん、わかったよ。またね牡丹」
そう言って僕は家に帰った。
牡丹ってどこに住んでいるんだろう?
「帰ったようじゃの。さて、妾も帰るとするかの」
楓が帰ったあと妾は境内の掃除を済ませ家に帰った。
妾の家?普通の10階建てのマンションの最上階じゃよ。
誤字脱字がありましたら教えて頂けると幸いです。
お読み頂きありがとうございます




