自己紹介と驚愕のクラスメート
すいません、今回も短いです。
教室に着いた僕たちは急いで席に着いた。
はぁ間に合って良かったー。
「間に合って良かったね」
「そうだね…。僕は本当に怖かったよ…。」
僕はさっきの事を思い出して、机に突っ伏した。
「いやー、楓ちゃんと席が近くて良かったよ」
「本当にね」
なんと藍梨ちゃんの席は僕の隣なのだ!
楽しくなりそうだなぁ。
ガラァー
「席についてるか〜?ホームルームやんぞー」
藍梨ちゃんと話していると先生が来た。
「よし、全員いるな〜。俺はこのクラスの担任の吉崎晴人だ。これから1年よろしくな」
うーんなんか、僕と合わない気がする。直感だけど。
「よーし、今日は時間もあるし自己紹介しよう。じゃあ、出席番号の…今日は4月6日だから10番からいくか。」
なんで!?一番からじゃないの!?
「ほら、早くやれー。時間なくなるぞー?」
先生が急かしてる?!10番の子かわいそーだな。
「ああ、名前と趣味となんか一言な。じゃあいってみようか。」
10番の人が立った。
「木野隆仁です。趣味はテニスです。これから1年よろしく」
なんか凄い爽やかなイケメンだっ!
あんな人いるんだー。女の子にもてそうだね。僕?興味ないかな?
次はどんな人かな?
僕は木野くんの次の人に目を向けた。
そこにいた人に僕は驚いた。そこにいたひとは…
「黒鳥牡丹です。趣味は裁縫を少し。これから1年よろしくお願いしますね?」
なんかいつもより若い牡丹だった。
「えー!」
「こら、永守静かにしろー」
「ごめんなさい」
声を上げた僕は悪く無いと思う。
ちょんちょん
「何?」
「楓ちゃん知り合い?」
「うーんどうかな?話してみないとわからないかな?」
「そうなんだー」
そう言って藍梨ちゃんは戻った。
牡丹の方を見るとイタズラ成功みたいな顔でこっちを見ていた。
確信したよ。あれ牡丹だ。
そんな事をしてると僕の番が回ってきた。
どうしよう何も考えて無いよ?!
「えーと、永守楓です。趣味は…えーと、かわいい物を探す事です。1年間よろしくね?」
なんとかなったよ…。趣味がとっさに出なくて変な事言っちゃったよ…。何?!かわいい物を探すって!?意味わかんないよ!
僕がさっきの自己紹介で悶えてると、先生がホームルームの終了を伝えて出ていった。
後半の人の自己紹介聞いてなかった…。
「楓ちゃん帰ろー」
「ちょっと待って、牡丹は…」
僕は牡丹を探したけどもういなかったんだよね…。あとで神社いこ。
「ごめんね、行こっか。」
「おーい、俺も一緒に帰るから待ってくれ」
鞄を持った祐樹がやってきた。
「藍梨ちゃんも良い?」
「いいよ」
「じゃあ行こうぜ」
僕ら3人は揃って教室から出た。
「二人とも、このあとどうする?」
藍梨ちゃんが教室を出たあたりでそんなことを言った。
うーん、どうしようお腹もちょっと空いたなぁ。
「お昼食べに行かない?」
僕がそう言うと
「「そうだな(ね)」」
「じゃあどこ行く?」
「ファミレスがなんかでいいんじゃないか?近くにあったし」
「そういえばあったね。祐樹くんよく覚えてたね」
「じゃあそこにしよ?」
「俺は良いぜ」
「私もいいよ?」
僕らはファミレスに向かった。
ファミレスに着いた僕らはそれぞれ好きな物を注文して、食べた。
僕はミートソーススパゲッティだったよ。
食事を終えた僕らはそのまま、カラオケにいった。
次回カラオケ回予定(予定は未定です)
誤字脱字がありましたら教えていただけると幸いです。
お読み頂きありがとうございます。




