キャラクターシート①
ミゲル・アモ
出身世界/地球・アメリカ国籍
年齢/53歳
能力/まだ不明
順応度/5
影響度/1
身長/151㎝
管理局第二部隊所属。小柄で目つきの悪い中年黒人男性。
異世界へ“渡った”のは二十代半ば。
口が悪いため衝突することも多いが、面倒見がいいので後輩や数少ない部下には慕われている。
仕事は主に、前線と偉い人との仲介。特記した能力は無く、また適応度が高すぎるため後遺症が重く、最近は現場(異世界)は控えている。
自分が面倒を見た後輩がどんどん偉くなっていくという謎の現象が公的に評価され、このたび第三部隊への隊長就任が決まったが、しかし……。
ダリア
出身世界/不明
年齢/40歳
能力/水晶のとげ
順応度/2
影響度/4
身長/135㎝
管理局第二部隊所属。小人の血を引く長命種の少女。
ミゲルの自称・1の部下で、ミゲルが前線と拠点を行き来する際に護衛する役目を負っている。
第二部隊は情報統括の部隊であるが、その実力は前線で戦闘を行う第四部隊のメンバーとも引けを取らず、『山嵐』の異名で知られる実力者である。
制服は背中のとげが露出するよう、ハーフパンツにうなじから腰まで丸出し、胸元の下でファスナーで止めたヘソ丸出し、とげの生えない腕部分を保護するグローブの付いた袖を持ち、フードには顔部分を保護するためにマスクとゴーグル……という、露出したいのか隠したいのかよく分からない格好。
ミゲルには、事あるごとに酔った勢いで求婚している。
クルックス
出身世界/北の森
年齢/まだ若い
能力/まだ不明
順応度/1
影響度/2
身長/155㎝
管理局の候補生なので、書類上は教育部隊の第五部隊所属。
犬の獣人で、マスクと頭巾、身体をすっぽり覆う露出しないスーツが特徴。
適応度が低く、他の職員が平気な外気が毒になる可能性がある。万が一のためにマスクが室内でも手放せず、露出をしない衣装もそのため。彼の自宅は特殊なシールドで覆われ、いつでもほぼ無菌である。
中身は寒いところの出身なので長毛で、夏が暑いのが悩み。どうせ見えないので、刈り上げようかなと毎年悩んでは、「それじゃあ女の子に見せられない」と頓挫している。
性格は情熱的で人懐っこく、よく女性をナンパしている。ナンパ文句は「おいらの子供産んでくれない? 」。特殊な女性の多い管理局のロビーでは、月に二度ほどの確率で成功する。
一人の妻を永劫愛する風習を持ち、絶滅した一族の復興と繁栄を切に願っているので出会った女性には必ず求婚しているが、伴侶はまだ見つかっていない。
デネブ
出身世界/大樹の谷
年齢/不明
能力/髪の毛に見せた触手による擬態と、半径二百メートルの探査能力、有毒分泌液。
順応度/4
影響度/4
身長/187㎝
クルックス同じく、管理局候補生。書類上は第五部隊所属。
過去、異世界人一派に乱獲された一族の生き残り。
頭部から生えた毛髪のような触手による精巧な擬態能力を持ち、首から下は触手による擬態であるため、肉体の危機には切り離しで囮にする習性がある。
現在は、長身痩躯の褐色肌の女のような姿を取っている。
触手は根元は直径0.1ミリ、毛先140㎝を超えたあたりからミクロサイズまでに細くなり、周囲に拡散させる。人間の視力では感知できないその触手の網で、周囲の状況を把握している。触手は有毒な分泌液を持つ。触手を束ね、太く強固な縄状にすることも可能。
視覚は存在せず、味覚に大変近い感覚で彼(彼女)は周囲を認識していることが分かっている。
ちなみに無性生殖。生殖器から他の生物に細胞を寄生させて出産させることで増える。
現在は、担当の教官であるハック・ダックに狙いをさだめ、つけ狙っている。