登場人物(ネタバレ有)
随時更新しています
サリュエナ・ルー(20)
ウェーブのかかった黒の長髪、クリアブルーの瞳。小さなアンティーク店を自由気ままに経営する女主人。その実は外見を操る魔女。現在はサリア(13)としてティーの護衛の仕事をしている。軍事訓練の経験がある。独身彼氏なし。
――シューベン家――
ロイ・シューベン(32)
シューベン家長男。少し長めだがさっぱりとした茶色い髪と茶色い瞳を持つ童顔で美形な男性。性格は温厚で人当たりがよい。商家として培った情報収集能力は桁違いだが、使い所がおかしいことがある。サリアもといサリュエナにぞっこん。
クイット・シューベン(25)
シューベン家次男。腰まで伸びる茶色い長髪を首の後ろの部分でまとめている。シューベン家のプレーボーイ。誰もが認める美形で、女性の陰が絶えない。のらりくらりと気だるげに生きているが、情報収集能力においてはロイに劣らない。
ベル・シューベン(18)
シューベン家三男。赤茶けた短髪。一般的な筋肉量だが、シューベン家の中ではがっしりしている方なため、通称筋肉ダルマ。シューベン家の中で最も常識人で不幸人。一応学生。
クレア・シューベン(16)
シューベン家長女。栗色の髪。サリュエナの経営するアンティーク雑貨店がお気に入り。いたって普通の女の子。
ティー・シューベン(14)
シューベン家四男にして末っ子。茶色い短髪。小生意気な口を聞くこともあるが、尊敬する相手にはその尊敬の念を隠さない。サリアのように強くなるため、日々鍛練中。
――マーケティア家―-
トニア・マーケティア(25)
サリュエナの元同僚。サリュエナより年上だが同期。濃い灰色の短髪。おちゃらけた態度を取る事もあるが、その実仕事に対しては人一倍真面目で優秀。本人のあずかり知らぬところでサリュエナの第一婿候補。
オットー・マーケティア(18)
ベル・キィルの同級生。顎まで伸びる少しウェーブがかかった黒髪。右目の下の泣きぼくろが特徴的。どこか気だるげな雰囲気をまとう。代々軍人の家系だが、長兄であるトニアが軍人になったので自分は自由に生きる気満々。本人のあずかり知らぬところでサリュエナの第二婿候補。