第十三話 闘いの基本は格闘だ
さんざん遅くなったあげく短いです。
すみません。
では
・・・俺は今、苦しんでいる。
何かが俺の上に重苦しくのし掛かり、押し潰そうとする。
お前は何者だ!
何故にこんな事をする!?
『名前など無い・・・お前と同じだ・・・』
機器人忍者の人ですか!?
『俺達は政府や誰かの道具じゃない・・・』
いや、それは潰されてる俺のセリフだ!
ザンジバーランドMGS!
フォックスハウンドCIA!
フォックスハウンドCIA!・・・
「はっ!?」
そこは知らない天井だった。
あ、そういえば異世界来てたんだった。
でも敢えてもう一度。
「知らない天井だ・・・」
・・・なんだかとても変な夢をみていた気がする・・・
なんだか本当に体が重い。
・・・まさかこれが金縛り!?
キャーどうしましょもしかして心霊現象初体験!?
・・・あ、そういえばフィアって死んでたっけ・・・
とりあえず苦しいお腹のあたりを見る。
「ッ!?」
な、なにゆえ!?
そこにはなぜか皇女殿下の頭が乗っかっていた。
ベッドの横にひざまずくように寄りかかり、俺のお腹を枕にして眠っている。
「いったいなぜ!?」
「・・・ぅうん・・・
・・・あ、おはようございますエイジひゃぁぁあ・・・くふぅ」
「お、おはようございます?」
・・・あくびか挨拶かどっちかにしていただきたい・・・
・・・いやそうではなくて!
「いや起きてください。」
「・・・すぴょー・・・」
しかたがない。
「フンぬ!」
力を込めて腹筋を跳ねさせた。
「ふわっ!?
なにごとっ!?」
起きたか。
「おはようございます。
皇女殿下が何故ここに?」
「私の事はルセリナ、もしくはリナと呼んで下さい!」
「リナおはよー!」
これでいいの?
「おはようございます!
今日から学校ですので朝のご挨拶に来ました!」
よかったらしい。
「ああ、そういえば今日から学校だっけ・・・」
「はい!」
・・・コンコン
「エイジー? 今日から学校だよー?『ガチャ』って皇女殿下!?」
「あ、ユニさん。おはようございます。」
「おはよーユニ。」
「・・・あ、うん。おはようございます。
・・・何事?」
「俺もわからん。」
「私もです。」
「「え!?」」
その場にいる全員が理解していないようだ。
「ところでお腹が減ったのだが。」
「あ、そうだね。 ここには食堂もあるからそこで食べよう。」
「あ、いいですね!
私も行きます!」
・・・いいのか皇女殿下。
食堂に行き、朝食を食べる。
三人で座っていると、周りの人がとても居心地悪そうにしていたので、やはり皇女殿下がここに来るのは珍しいのだろう。
メニューはパンのようなものがメインのようだ。
それほど変わったものはなかったが、微妙に違う。
それなりにおいしかった。
その後、一旦リナとわかれ、部屋に戻って準備をした。
・・・そしてついに、初登校の時がやってきた。
はい、これから学園編です。
ではまた近いうちに