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書いている途中の作品です!(その二)

天高く。

最新エピソード掲載日:2026/09/09
 朝の早い時間に美術部の部室の中に入ると、そこには天がいた。天はいつものように木の椅子に座って、制服の白いシャツを腕まくりして、制服の水色のスカートの足を大きく開いて、大きなキャンパスに筆を持って自由に小さな子供みたいに絵を描いていた。
 朝の光の差し込んでいる美術部の中で静かに一人で絵を描いている天はなんだか、とても美しい一枚の絵画みたいだった。
 天はがらがらっと大きめの音がする部室のドアが開いた音を聞いて、こちらを見た。花と目と目が合うと「おはよう。花」とにっこりと笑って綺麗な声(花の大好きな声だった)で花に言った。
「うん。おはよう。天。今日もはやいんだね。いつも一番のり」
 花は鞄を置いて、自分もさっそく絵を描く準備を始めながら言った。
「家が近いだけだよ。それに絵を描くのは大好きだし、やっぱりこの大きさの絵は自分の家じゃ描けないからね。ずっとここにいたいくらい」
 天は花と話しながらも筆を動きを止めなかった。
 花は絵を描く準備をして、天と同じように自分の絵の前に木の椅子を置いて座ると白いイヤフォンを耳につけて自分の大好きな音楽を聞きはじめた。音楽を聞きながら絵を描くのが花の絵を描くときのやりかただった。(絵を描くときに音楽を聞く部員はたくさんいた)
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