友との宴を最高の笑顔で過ごす
昨日は近所・・・隣町ですかね・・・知る人ぞ知るような立地条件ながら予約をしないとほぼ入ることが出来ない姉妹お二人でされている超人気店のおでん主体の居酒屋さんで素敵な音楽野郎とその家族まで巻き込んで宴を持ちました
12月に入ると音楽野郎はかきいれ時となります
とは言えコロナ禍では大変な思いで凌いできた音楽野郎も多かったのです
今年はやっと笑顔になれそうかな?なんてことで本当に久しぶりな飲み会が11月にスケジュールに入っています
昨日のおでん主体の居酒屋さんは特別なおでんでした、こだわり抜いたおでん!
5人で予約した「おでん鍋のコース」は卓上コンロが置かれた席につくと、経40センチ高さ10センチを共に超えるかと思われるステンレス製おでん鍋がさっそく運ばれてきました
内側が仕切りで4等分されていました
その仕切の一つ一つに店主が拘り抜いて厳選した具材達が5個✕数種類入っていました
全てが美味しかったので具材は何が入っていたっけなぁ・・・
ゆで卵、牛すじ串、結び糸こんにゃく、厚揚げ、バクダン紅生姜天、煮込みちくわ、大根、ロールキャベツ、餅入り巾着・・・やったっけ・・・
これが5個づつ入っていたわけです
鍋に杉の木の蓋がされていて、出汁のとんでもなくいい香りと杉の香ばしさが絡んでもう空腹の私の食欲をそそることそそること・・・
「むっちゃええ香り!」
早く食べたいよなぁ・・・
ただ、この店を予約してくださった方であるご夫婦がまだ来ない・・・
酒も呑まずにひたすら耐える・・・
「もうすぐ行きます」のメッセージ・・・
もう少しの辛抱や!
来た!あれ?一人やんか・・・
「あと5分ぐらいでやってくるから」
ほんの少しの辛抱や!
とりあえず酒注文しますか?
との提案から生ビール4つを頼んで、順番に来る時に最後のメンバーが到着して
追加でビールを頼んで晴れて宴が始まりました!
いきなりおでん鍋の杉の木の蓋を開ける!
おおおおおお・・・
この透明な出汁は絶対うまいぞ!
出汁だけ飲んでみる・・・ほら!これだけで何杯でも飲める出汁や!
大正解!間違いなく美味しいお店だ!
では具材を・・・
バクダン紅生姜天は自家製で白身魚のすり身に紅生姜を小口に切ったものを混ぜ込んで揚げてあるものなのですが、ボリュームもあってふわふわとした食感と紅生姜の風味を考慮した塩加減もちょうどよく・・・美味いなぁ!
ロールキャベツも自家製のようで、市販品のような頼りなさを全く感じないほど、中の具材がぎっしり&がっつりと満足できる量で詰め込まれこれまたしっかり出汁が染み込んでいる立派な主役級!
次に大根!これは直径7センチぐらいで厚みが5センチはあるもので、とても丁寧に下ごしらえしてあるのが解り、色もしっかり付いている
箸でカットしてみると・・・なんと中まで全部同じ色に出汁が染み込んでいるぞ!
ここまで煮込むか・・・でも型崩れも全く無く食感は柔らかすぎず噛めば砕ける時に大根感がちゃんと生きている
おお風味は絶品!
牛すじ肉・・・串に刺してある・・・食べる・・・なんと!煮込みすぎずにとろけてしまう寸前の食感をちゃんと残してある
何やこれ?
ゆで卵も煮卵のような色をしていて、割ると中まで出汁が染み込んだ色をしている
でも味は濃すぎない
煮込みちくわは添加物が少ない高級品なのだろう、まったく膨張せずにスッキリとした原型のまま食感も合成された嘘のもっちり感はない
そして唯一の白色をしたままの結ぶ糸こんにゃくでさえ出汁を纏って絡んで丁度いい味付けとなっている不思議
厚揚げは絹揚げのようで外側はしっかりと揚げられていてその表面のでこぼこには確実に出汁を含み中のふんわり感との合せ技で最高の味と食感のコラボを展開していた
餅入り巾着は中のもちがとろとろなのだけど、溶けてしまわずにちゃんと餅としての食感を味わえるような状態で出汁に浮かせられていたようだ
なるほど!ここのおでんは出汁に拘っているのはもちろんだし、具材も厳選されている、さらにそれらの風味が最高になるように食感を計算して調理してあるんや!
すごい!
これにプラスして、ここの名物であるおでんじゃがいもを使用したポテトサラダ、本日の刺身(まぐろ赤身・しめ鯖・はまち)、カキフライ、いなり寿司、何かのナッツ味がするアイスクリームがデザートについていました
なんとも幸せな時間!
全員が終始笑顔で語り合う、そんなこともあったよなぁと過去のことも拘り無く笑いながら話す
いい関係だ!
お互いが尊敬し信頼しあえる関係はほんと素晴らしい!
実は最初におでん鍋が食卓に置かれた時から笑顔は始まっていました!
旨い料理に会話が弾み心まで温まり、美味いおでんで体が温まる
こんな時間こそ人生の宝物ですわ!