表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ボクだけ"超ハードモード"な世界の終末  作者: めぇりぃう
デイヤマ戦線
16/47

16.2日目

2章開始です。めちゃ短めです

 目覚めました。朝日が登り始めた直後、くらいですね。早起きです。電池式で動く時計を見れば、まだ7時じゃないです。うん、早起きです。


 ボク達の世界は昨日、終末を迎えました。丁度週末でしたので、週末に終末迎えた、って訳ですね。


 どのような終末かと言いますと、ファンタジーな世界在住のゾンビやゴブリン。未確認ですが、オークにドラゴン達がボク達の世界に訪問してきたんです。


 ただの訪問客なら良かったのですが、彼ら素行が悪くてですね。あらま、街がケイオスを迎えております。


 それからボクの脳内に謎のアナウンスが聞こえ、難易度を選びました。この週末...いえ、終末を乗り越える上での難易度ですね。ボクは、()()の選択肢、『()ハードモード』を選択させられました。無理矢理にですよ。酷いですよね。...いえ、自主的に選びました。


 それから、馬鹿でかい|G《コードネーム AKUMU》を目撃、即時退散しました。敗者に相応しい敗走をしました。


 ケイオスからの避難場所として、ボクが通っている北高という公立高校に向かったのですが、文字通りの門前払いを受けまして。仕方なく、ボクらの愛すべきコンビニエンスストア、"デイリーヤマウチ"に避難してきました。


 そこをゴブリンが占拠していたのですが、ボクのパーティリーダーたる木山さんが殲滅。デイヤマを奪い返しました。


 しかし、店主である山内さんはゴブリン共に撲殺されておりました。彼を救えなかった、後悔が残ります。


 その夜、最後のプリン、そしてヨーグルトを木山さんと食し、この終末を乗り越える決意を改めました。生き残るために、ボクは闘うことを決意したのです。


 それから、疲れが大分溜まっていたらしく、寝間着として持ってきたジャージに着替えることなく、ブレザー着用のままおやすみしてしまいました。少しシワがついています。因みにオフトゥンなんてありませんから、空きのダンボールを広げてゴロンしましたよ。硬かったです。ホームレスな気分です。



 さて──お腹空いた。



 昨日は結局、プリン1個しか食べていませんもん。喉を通らなかった、という理由もありますけど、色々あって空腹を忘れていました。しかし、今はお腹がすいています。かなり、ギュルギュルと来ています。


 リュックを引っ張り、そこから持ってきた菓子パンを取り出し開封。これはホイップクリームが詰まったスティック状のパンです。甘い甘いが最高なのです。ボクは甘味さえ摂っていれば生きていける人ですから。


「うまうま」


 と、甘〜い菓子パンにむしゃついていると、フクさんが外から戻ってきました。スコップを手に持っているようですが、何をしていたのでしょうか。


「ごくん...おはようございます、フクさん」


「あぁ、おはよう、稲井ちゃん。昨日は良く眠れたかい?」


 ボクが声を掛けると、フクさんは少し驚いたあと、返事をしてくれました。...絶対に、ボクがこの時間に起きていることに驚いたんですよ。まったく、失礼極まりないですね。


「はい。ダンボール布団というのも、アリよりのナシなのだと分かりました」


「ははは、私も腰を痛めてしまったよ」


「お布団取りに行きますか?」


「ははは、それがいいかもね」


 結局フクさんが外に出ていた理由は聞けませんでしたが、お布団を取りに行くことは決定しました。木山さんにも話してみましょう。是が非でも説得して見せます。

「甘味は無敵ですっ」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ