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炎の騎士伝  作者: ものぐさ卿
第二節 予言の歌姫と十の剣
285/324

あの日、手を伸ばしていたなら

帝暦404年1月9日


 家族との時間は終わり、俺達は無言で帰路を辿っていた。

 いつもは何かとからかってくるアクリも、今回ばかりは口を閉ざしている。

 今回の墓参りに誘った、歌姫であるミルシアも僅かに俯き気分は沈んでいる様子。

 そんな様子の彼女を、彼女の生み出した幻影であるハイドさんは心配していた。


 そして、当事者の俺はというと………。


 「祖国か、家族か………」


 父親の現在の目的は、一家を葬ろうとしたサリア王家及び、クローバリサを含めた旧教会派への復讐である。

 それに、娘のティターニアは同行している。

 

 まともな人間なら、恐らく何も考えずに実の家族を選び取れるだろう。

 それだけの仕打ちを、彼等は受けて来たのだ。


 でも、今の俺は………。


 十剣として、ルーシャ王女及びサリア王家への忠誠を誓う騎士の一人なのだ。

 ただの騎士、一般兵とかなら、今程の忠誠心も生まれなかっただろうし、まだ良かったと軽薄だろうが、そう思ってしまう……。


 今の俺には十剣として、

 俺には力ある者としての責任がある。


 安易に、家族の元へ向かうモノなら俺の持つ神器の力によって莫大な犠牲者が出るだろう。


 それはかつての十年前の火災の比じゃない。

 この王都や王国そのものが滅んでもおかしくない災厄そのもの。


 俺が父親の元に向かう事、それは………。

 現在、彼が身を置くヴァリス王国とサリア王国との全面戦争を意味するのだ。

 仮に、俺がサリアの元に残ったとしても己の復讐の為に刃を研いだ父親とティターニアの力は、少なく見積もって十剣と同等だと言っていい。


 それだけの気迫は感じ取れた。

 そして、本気で刃を交えようとしている。

 

 つまり、俺がサリア王国の側に立つということは……。

 

 この手で、己の家族を斬れという事……。


 「シラフ……、その………」


 ミルシアは震えるような声で、俺を呼びかけてくる。


 「どうかしました?」


 「どうかって……その、分かるでしょ……。

 流石に、今回はえっと……その……。

 ごめん、何を言えばいいのか分からない……。

 やっと家族と会えたのに、その………」


 「…………」


 「きっと、あるはずだよ。

 お互いの共存出来る道はきっと……。

 私も、何が出来るか分からないけどさ……。

 力になれるなら、なんだってするから………」


 「ありがとう、ミルシア。

 でも、その理想論は無理だよ。

 俺がソレを一番分かってるから………」


 「………」


 「正直俺は、家族を殺した奴等が憎いよ。

 でも、まだ真実がどうなのか分からない事が多い……。

 真実を確かめる方法として、現在先代国王は現役を引退されて王宮から少し離れた屋敷で生活している。

 本人から直接聞けば、真実の確かめようはあるだろう。

 こんな若造でも、十剣の一人だ。

 多少の面会する時間くらいは取れると思うが……」


 「……、さっきの話が本当だったらどうするの?」


 「…………」


 「ルーシャ王女とは主従関係以上に、今はお互い付き合ってるんでしょう?

 それに、それだけで済む間柄じゃ………」


 「サリア王国側に付けば、俺は自分の立場上家族を斬らないといけない。

 家族の側に立てば、俺はルーシャを含めたサリア王家及びサリア王国全てを敵に回す事になる」

 

 「でも、ようやく会えた家族でしょう……」


 「家族を選べば、この国を敵に回す」


 「それじゃあ、本気で家族を斬るつもりなの?」


 「斬りたい訳がない………。

 でも、だからこそ何が正しいのか分からない………。

 家族を斬るのが正しいのか?

 俺を支えてくれた人達を斬るのが正しいのか?」


 「そんなの、前提がおかしいよ!!

 あなたの選択は、どちらも間違ってるわ!!」


 「………」


 「家族もその人達も大切な存在でしょう!!

 なんで、一度全てを失って一番分かってるはずのあなたが、どうして彼等を切り捨てる選択肢をしないといけないの!!」


 「なら、俺にどうしろって言うんだよ!!」


 「っ………」


 「どちらも間違ってるなんて、そんな事は俺が一番分かってる!!

 家族も、ルーシャ達も大切だなんて事は俺が一番わかってるんだよ………。

 でも、だからこそ共存が無理なんだよ………。

 ルーシャを守る事は、父親達にとっての裏切りそのもの、敵対そのものなんだ。

 俺の家族は、サリア王家によって殺されかけた。

 正直、逆の立場なら俺だってあの道を辿ってもおかしく無かったよ………。

 ルーシャや姉さん達が、俺に手を差し伸べてくれなかったら、彼等と同じ道を迷いなく選んでいたよ」

 

 「シラフ………」


 「悪い、護衛任務なのに強く当たって……。

 アクリ、済まないが今日は一人にしてくれないか……。

 流石に気が狂いそうだからさ………。

 明日にはちゃんといつも通りにやるよ……」


 そう言うとアクリは俺の肩を軽く叩くと、ミルシアの手を取り俺の前に立った。


 「分かりました、シラフ先輩……。

 明日の朝、シラフ先輩の部屋に迎えに行きます。

 ミルシアさん、ハイドさん行きましょう?」


 「アクリさんはどうなの?」


 「どうなのとは?」


 「その、話の流れ的に分からない?」


 「あー、そういう……。

 そうですね……、私はまぁどちらでもいいですよ?

 シラフ先輩が選んだ選択に私も共にするだけなので。

 元々、私はシラフ先輩とは同じ目的で動いてる協力関係ですからね。

 学院ではルーシャ王女のお世話とかしていますけど、シラフ先輩がそっちに行くなら私も行くんだろうなってくらいですから。

 私は皆さんみたいにサリア王国に特別執着がある訳じゃないので、強いてルーシャ王女に仕えていた時期があるので彼女の事が少しだけ気後れしますけど」


 「っ……そうなんだ……」


 「とにかくです!

 今はシラフ先輩を一人にしてあげましょう?

 今はとりあえず考える時間が必要なんですから。

 どちらを切り捨てようが、どちらも選ぼうが今のシラフ先輩に何か言ったところで、むしろ逆効果ですし。

 これ以上機嫌損ねでもしたら、何かの拍子で私達の方から斬られちゃいますよ?

 ほら、二人共?

 私達は撤収、撤収です!

 シラフ先輩、後でこの借りはちゃんと返して貰いますからね?

 ケーキとお茶込みで一週間分は貰いますから!!」


 アクリはそう言うと、二人の手を引いて俺の元から離れていく。

 彼女の気遣いに感謝しながら、俺は行く宛もなく路地をゆっくりと歩いていた。



 アクリ達と別れてから、時間は無情にも過ぎていく。

 すぐに名案が浮かぶ訳もない、ただ自身の置かれた状況を何度も何度も並べては崩して、並べては崩している。

 

 辺りは既に日が落ち始め、帰りの道を辿る人々の賑わいで溢れ始めていた。

 自分が十剣の一人になろうと、当然こんなところに歩いている訳がないと思われてるので、誰にも気付かれず素通りされていく。


 気持ちの落ちどころはなく、重い足取りに疲労が溜まっていき、気付けば自分は近くのベンチに座り込んでいた。


 「…………」


 家族が生きていた事、喜ばしい事だ。

 家族はサリア王家を含めた者達によって殺されかけ、彼等は復讐に向けて動いていた。


 『わたし、かぞくといっしょがいい………』


 実の妹であるティターニアは俺と父親の手をとってそう呟いていた。

 彼女の小さな手は震えており、どのような想いでソレを告げたのだろう?


 お互いの立場故に、安易な妥協点は存在しない。

 お互いの思想故に、片方が残る選択肢はあり得ない。


 「俺にどうしろって言うんだよ……。

 こんなの……」


 答えが出ない。

 この国の歪さ、今まで知らなかった闇の部分……。

 

 いや、知ろうともしなかった。


 俺の過去は、炎の苦しみかルーシャに相応しい騎士になる為に、十剣になる為に、神器を扱う為に抗い続けた事くらいだ。

 

 「俺は……どうしたい?」


 何度も、何度も、同じ自問自答を繰り返す。

 答えが出ないまま、何度も己に問い続けて時間だけが過ぎていく。


 夜は更に更けていき人通りも徐々に減っていく。


 寒さで身も凍えてくる。


 でも、それ以上に………。

 俺は、見えない苦悩に心が潰されそうだった。


 怒りと苦しみだけが折り重なって………。

 

 でも、泣くことが出来なくて逃げ道は見当たらない。


 逃げることは、許されない。


 「…………」


 「こんなところで、何をしているのシラフ?」


 「姉……さん………?」


 名前を呼ばれた声に反応し思わず振り向くと、傘を差した姉さんこと、シファ・ラーニルがそこに居た。


 いつも見慣れた美しい姿の彼女。

 いつも通りの優しい笑顔で、俺にいつものように優しく話しかけてきた。



 近くの小さな酒場に俺は姉さんに連れられて、温かい飲み物を貰っていた。


 「心配しなくても大丈夫。

 コレは、お酒じゃないから」


 「それはわかってますよ……」 

  

 温かい飲み物を一口入れ、軽く飲み込む。

 味はしない、でも冷えた身体は温まっていく。


 「………」


 「何かあったの、シラフ?

 確か今日は護衛任務のはずだよね」


 「………、まぁ色々とあって………」


 「そっか………」


 俺の隣で同じ飲み物を飲む彼女。

 カウンター席故に、店の店主からは酒を飲まない客として変な目を見られてる気がするが………。

 いや、姉さんの顔を見てどこか怯えてさえ……?


 「そう怯えなくてもいいじゃない?

 騎士団を抜けて、後ろめたい事でもあるの?

 私はあなたを知らない、ただの客。

 それでいいでしょう?」

  

 店主の怯えを察した姉さんはそう告げると、彼は静かに礼をし自分の仕事に戻っていく。


 「彼、昔騎士団に居た子なの。

 5年くらい居たんだけど、ちょっと大きな揉め事起こして責任感じて辞めちゃった子。

 まぁ、元気にしてて何よりだけどさ」


 「姉さんは騎士団全員を覚えているんですか?」


 「新人達までは把握してないけど、それなりに歴の長い子は粗方覚えてる。

 騎士団の子以外にも、王家や教会と親交深い家柄の子達もそれなりに覚えてる。

 流石に皆を覚えているって訳じゃないけどね……」


 「そうですか………」


 「あなたの父親、オクラス・カルフ。

 彼は、今のあなたと同じくらいで家を継いだの。

 あなたと同じラークに通っていたのに、家の為にサリアに戻って家業を継いでこの国の為に尽くしてくれた」


 「………」


 「色々と彼には重責を与え過ぎたのかもね。

 だから、あなたが神器に選ばれた際には私にあなたの事を頼まれた時に、私はソレを受け入れた。

 神器の才能もあったのも大きいけど、私はこの国に尽くしてくれた彼にはそれなりに感謝をしていた。

 先代国王含めて、当時の情勢は流石に目に余るくらいだったから………」


 「…………」


 「今のシラフも、色々と大変だと思うけど………」


 「姉さん………」


 「何、シラフ?」


 「俺の家族は、サリア王家に殺されたんですか?」


 「え………何を言って………?」


 「カルフ家は、この国のクローバリサ家の先代当主であったジーファスという人物を筆頭に、そして先代国王や旧教会派の人間の手によって殺されかけた……。

 事件当時、ジーファスという人物は既に亡くなっていたようでしたが、俺達家族を邪魔と思った先代国王を筆頭とした人達の手によるもの………」


 「な………シラフ、ソレを誰から聞いたの?

 確かに、先代国王とクローバリサはカルフ家とは長らく険悪だったけど………、いやでも、まさか………」


 「………姉さん、俺はどうすればいいんですか?

 俺は今のこの国に、サリア王家の味方であり続けられる自信がありません………。

 なんで、俺の家族が殺されなくてはならなかったんですか?

 なんで、この国に尽くしたカルフ家が………」


 「…………」 

 

 言うべきか思い悩んだ、でも言わずにはいられなかった。

 それがどれだけ愚かな事だろうと、俺は……。


 俺達家族が受けた仕打ちを黙っている事が出来なかった。


 「俺の父親は生きてました。

 そこで、全てを知りましたよ………。

 俺の家族が誰の手によって殺されたのかが………」


 「え………生きていたの、彼が?」


 「娘、いや俺から見れば実の妹と思われる人物もそこに居ました。

 母親に関しては、妹を産んで間もなくして亡くなったらしいですが………」


 「そう……」


 「俺はどうすればいいんです?

 この国に、サリア王家に仕え続けている事が正しいんですか?

 俺には分からない、分かりたくもない………。

 もう、何が正しいのか分からないんだよ」


 「あなたの父親が、本当にそう言ったのなら間違いないと思うよ。

 彼は、王家とクローバリサとは仲があまり良くなかったから………。

 世襲して若くして実力を持った彼を、結託して色々と邪魔をしていたくらいだし………。

 それが、激しくなってあの事件に至ったって事なら私も納得もいく………」


 「父親が、サリア王家いやこの国に対しての復讐を目的に動いてる可能性があります。

 それに俺は勧誘されましたから………」


 「っ…………」

  

 「姉さん。

 事と次第によっては俺はこの国の敵になりますよ。

 姉さんも勿論、俺にとっては実の家族も同然だ。

 でも、だからこそ実の家族だって大切なんです。

 俺は、彼等を、家族を斬りたくない。

 姉さん、俺は一体どうすればいいんですか………」


 「シラフ…………」


 「何が正しいんですか?

 俺達家族が何をしたって言うんですか?

 自分達の利権の邪魔だから、この国の為に殺された事がこの国にとって正しいと?

 分からない、分かりたくもない。

 王家の邪魔だから、国の為に尽くしたカルフ家を葬る事がこの国の正義だったと?

 俺に神器の力が偶然あったから、この国の為に俺は利用されたんですか?

 俺達家族を勝手に殺そうとして、やっぱり必要だから今更手を引いて………そんな都合よい非道が今までまかり通って来たんですかこの国は?

 姉さんが、この国をずっと支えてきたのに?

 この国は、長年ずっと同じ事を繰り返してきたんですか?

 俺達家族を闇に葬ろうとしたように、あの火災のように自分達の邪魔だから殺してきたと?」


 「そうね、確かにこの国は………。

 いや、昔からそんな国々ばかりだったよ。

 あなたの家のような事は、何度もあったから」


 「…………」


 「それで、今度はあなたが殺すの?

 この国の人達を、自分達を殺そうとしたように。

 ソレを、あなた達カルフ家は望んでいるの?」


 「父親は2度も妻をこの国に殺されたそうですよ。

 この国に尽くしたのに、この国に味方は居なかった。

 皆が、サリア王家を、クローバリサに恐れたんでしょうね………」


 「それは………」


 「俺には、何が正しいのか分かりません。

 でも、ただ一つ確認したい事があります」


 「………何かな」


 「サリア王家は、クローバリサはラグナロクに関わって居たんですか?

 俺の目の前で母親を殺した存在は、ラグナロクの一人だったはずだ。

 そして、サリア王家とクローバリサ、そして旧教会派の者達によって殺されたのなら、彼等の中にラグナロクが関与しているはず。

 でも、姉さんは特にサリア王家に関しては姉さんの下にある以上その可能性は薄い。

 他のクローバリサと旧教会派に関してもラグナロクに関与しているなら真っ先に姉さんが潰しているはず。

 彼等を、ラグナロクを、カオスを追っている姉さんなら尚更そうするはずだ。

 でも、しなかった、いや出来なかったんでしょう?

 彼等は元からラグナロクに関与していないのだから」


 「シラフ、一体何が言いたいの?」


 「姉さんは、始めから知っていたんじゃないですか?

 俺達カルフ家が、ラグナロクと長らく関与していた事をあなたは以前カラ知っていたんだ。

 だから、俺の家族が殺される可能性があった事を知っていながら放置した。

 そして、俺の家族を………母親を殺したのはラグナロクの一人。

 つまり、カルフ家と関与していたラグナロクの人間を姉さんは俺を引き取る以前から知っているはずだ。

 でも、何らかの理由で姉さんはカルフ家がラグナロクと関わる事を許容していた。

 だから、あの事件は起こるべくして起こったモノ。

 姉さんか、ラグナロクか、あるいは両方の思惑の元で起こった必然的なモノだった。

 姉さん、これ以上俺に何を隠しているんですか?」


 「そっか………、だから私何も………」


 「姉さん?」


 「識別名、ムネモシュネ。

 こちらでは、記憶の紅玉と呼ばれる神器の一つ。

 相手の記憶を改ざん出来る代物よ」


 「それが何だと?」


 「例の神器の契約者が、あなたの母親を何らかの理由で殺した可能性が高い。

 加えて、あなたの父親の方も何らかの理由でアレの力に掛かっている可能性が高い。

 その力であなた達の家族の一人として潜入し、例の事件に至ったんだと思う。

 私の認識すらも誤認させる程の代物。

 ただ、その手口として子供じみたやり方ね……。

 つまり、今のあなたと同年代くらい………いや………あー、そういうことか」


 「姉さん?」


 「シラフ、先に私は帰るね。

 お代はここに多めに置いとくから、好きなの食べてていいよ。

 私はちょっと、急用が出来たから」


 「姉さん、突然急用って……。

 話はまだ」


 「………、また今度にしましょう。

 それと、あなたがどちらを選んでも私はあなたの味方でいてあげる。

 それが、あなたの家族になった私の責任の取り方だと思うからさ………。

 それじゃあ、少し早いけどおやすみなさいシラフ」

 

 そう言って、姉さんは金貨を数枚置くとそのまま急ぎ足で店を後にしてしまった。


 一体、彼女は何に気付いたのだろう?

 俺の答えは未だに、見いだせないが………。


 俺はこの当時の会話を酷く後悔している。

 この後、彼女の身に何が起こるのかを知っていたなら俺はあの時こんな会話で終える事は無かったはずなのだ。


 あの時、彼女の手を引いて止めていたなら………


 この時の会話が、俺と姉さんが会話した最後の時間になることは無かったのだろう………。

 

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