愛を探し続けた女性

主人公ーー取材者の名前は杏。杏には相田椿樹（あいだつばき）という友達がいた。
彼女は小さい頃に両親に捨てられ、児童養護施設で育つ。
だがその両親に捨てられたという思いから性格はねじ曲がり、心の何かの隙間を埋めるように男性を取っ替え引っ替え。挙句の果てには人の好意や親切さえも振り払うようになってしまった。
そんな彼女の人生を描いた小説です。